NONA REEVES
NEVER ENDING HIGHWAY TOUR 2024
with KOJI HAYASHI
最近は、詳細レポも書けてないけれど、
セットリストだけ残しておこうかな。
<Set List>
1.HiPPY CHRiSTMAS
2.Weee Like It!!!
3.Soul Friend
4.Freaky
5.You are the ”NO.NINE” of My Life
6.Hurricane
7.PRISMATIC LADY
8.Mr. Melody Maker
9.Walk Between Raindrops ※
10.Everybody Wants to Rule the World ※
11Wake Up!
12.NNRブレイクダウン 〜サニーに捧ぐ〜
13.Music Family
14.Church of the Poison Mind ※
15.Ain’t No Mountain High Enough ※
16.Danger Lover
17.LOVE TOGETHER
18.Disco Amigo
E1.Last Christmas※
E2.Seventeen
E3. DJ!DJ! 〜とどかぬ想い〜(☆大阪のみ)
※はカバー
大阪はダブルアンコールで、1曲プラス。
後日(23日)に配信企画があるけど、
権利関係でカバー曲は全部配信はできないだろうから、
素材として一曲多く撮っておいたほうがいいのでは?という小松さんの配慮から、
急遽DJDJが追加になりました。(やったね!)
「コール&レスポンスで成り立っている曲だから、今のご時世に不向きかも…」
と最初は心配していた郷太君も、「結果、演って良かったです!」と最後には
満足してらしたね。
東京公演では、ダブルアンコはなかったけど、
タワレコノーナのポスター(初刷り版)をかけてのじゃんけん大会がありました。
(私はすぐに負けちゃっいました。残念。)
今年も、ヒッピーでノーナ納め出来た幸せをかみしめて、
来年に臨もうと思います。
No NONA, No Life!
Guitar, Vocal:佐野元春 |
Drums:小松シゲル | Guitars:深沼元昭, 藤田顕 | Bass | 高桑圭 |
Keys:渡辺シュンスケ | Percussions:大井スパム
最高でした。
パワフルでソウルフル。
佐野さんの音楽と音楽を愛する人への思い、届きましたよ。
<Set List>
1.COMPLICATION SHAKEDOWN
2.Strange Days
3.禅ビート
4.ボーラスタア
5.VISITORS
6.世界は慈悲を待っている
7.街空ハ高ク晴レテ
8.合言葉-Save It for a Sunny Day
9.境界線
10.銀の月
11.斜陽
12.東京スカイライン
13.朽ちたスズラン
14.Us
15.La Vita e Bella
16.純恋(すみれ)
17.エンタテインメント
18.誰かの神
19.空港待合室
20.優しい闇
21.INDIVIDUALIST
EC
愛が分母
彼女はデリケート
ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
悲しきRADIO
ヤング・フォーエバー
合唱 岬洋介の帰還 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
前から読もう読もうと思っていた本、
ようやく読みました。
【たゆたえども沈まず】(原田マハ)
【内容情報】(出版社より)
生前には1枚しか絵が売れなったというゴッホと
その兄を支えた弟テオ…というのはあまりにも有名だけど、
彼らの人生にかかわったかもしれない実在の日本人画商 林忠正と
その助手の重吉(架空の人物)の交流を描いた創作小説、
つまりは、フィクション。
フィクションとわかって読んでみたものの、
そこまで詳細なゴッホの人生を知るわけでもない読み手(私です)
からすれば、もうこれは彼らの実際のストーリーだという
認識にならずにいられませんでした。
わかってるよ、違うって。これはフィクションだって。
でもね、ゴッホとテオの境遇や生活、
アルルでの暮らし、ゴーギャンとの共同生活、
有名な耳切り事件や、精神を病んで療養しながらも絵を描き続けた人生、
そして自分で自分を撃って亡くなったという最期
…という実際の出来事を追いながら読み進め、
作中にゴッホの作品の名が登場するたびに、
その絵をネットで確認しながら、
ああ、この絵をこの時に描いたのか…と、視覚からも
フィクションと現実をつなげる作業をしてしまう。
初期作品である「ジャガイモを食べる人々」を受け取るテオの思い、
「タンギー爺さん」の中に浮世絵が描かれたエピソード、
ゴーギャンと仲たがいする前に描かれたという「椅子」、
テオの子供が生まれ時に贈られた「花咲くアーモンドの木の枝」、
とうとう描き上げることができたと林忠正ら皆が息をのんだ「星月夜」、
自殺する前に最期に描いた「木の根」。
この先、これらの作品を見る機会があったとするならば、
きっとこの小説で読んだシーンを思い出すんだろうなぁ…と思う。
美術には全く詳しくはないけれど、
美術館に行くのはすこぶる好きなので、
この本を読んで、今、無性に美術館に行きたくなってしまいました。
なかなか、海外へ行くのはすぐにはかなわない時世なので、
今は、ネットでMomaのサイトにアクセスしたり、
SOMPO美術館に「ひまわり」を見に行こうかと計画してみたり…。
小説でのエンディングのその後、
ゴッホの絵が認められていく過程は、史実を調べて、この物語を続きを自分で辿って
いくのものいいかもしれないですね。
最後に、物語のタイトルにも通ずる、この本の中で一番好きな場面を・・・
嵐が吹き荒れているときに、どうしたらいいのか―――小舟になればいい、
と重吉は言った。
「強い風に身を任せて、揺れていればいいのさ。そうすれば、決して沈まない。
・・・・・・だろう?」
友のたとえ話は、静かにテオの心に響いた。
大好きな小説… と前述しておきながら、
今回の原作にチョイスされた2編とも、実はまだ読んでない話だったので、
話自体も新鮮に楽しめました。(ところで何故この2編にしたんでしょかね?)
90分と80分にコンパクトにまとまっていて、
少ない人数とわかりやすいセットでの場面転換もスムーズ。
(欲を言えば、若だんな(主人公)の家「長崎屋」の
江戸有数の廻船問屋兼薬種問屋の“大店(おおだな)”感がもう少し欲しかったけど、
変に大がかりになりすぎないのが丁度良かったのかな…。そういうことにしておこう。)
そして、最後まで見終わると、ちゃんと各キャラに愛着がわいている
という作りになってるのが、良かったです。(ちゃんと全員に焦点が当たっている。)
若干、アドリブ(orアドリブ風なのか)で、出演者が素になるところのノリが
チープに感じちゃったのは否めないけど、
OPや劇中に挟み込まれる歌やダンスの流れは見やすくてスムーズだし、
出演者自身が楽しんいるのも、観客を楽しませる心意気がとても伝わってきた。
ところで、これを原作知らずに見た人には、
ちゃんとこの世界の設定が伝わったのかしら…というのが、ちょっとだけ疑問。
若だんなだけに妖怪(あやかし)が見える理由とか、
人の姿をしている佐助と仁吉の正体の詳細(仁吉が白沢だというのはあったけど、佐助が犬神ってのはあんまりわからなかった。)とか、
若だんなを守ってる理由とか、
せっかくOPシーンでバクやアマビエの語りから入るのだがら、
その辺を最初にもっと説明してもよかった気もするなぁ。
あと、もっと若だんなの「安楽椅子探偵」っぷりを際立たせて欲しかったです。
(スイマセン、原作ファンのただの希望です。)
出演者の皆様は、初めて知る方々がほとんどでしたが、
中でも、一番良かったのは、一太郎=若だんな役の前川優希さん。
最初、こんな長身でシュッとしてる人で、若だんなの病弱さが伝わるか?と
思っていたのですが、
ひとたびセリフを発すると、その声も、話し方も、若だんなのキャラそのものだった。
か弱さも、人の好さも、品の良さも、全部伝わってきて、拍手拍手♪
(か弱い声なのに声の通りがいいってのは相当難しんじゃないのん?)
ともあれ、いい役者さんですねぇ。
そのほかのみなさんも、それぞれにイキイキと自分の役を演じてらして素敵でした。
あと、真城さんがこんな演技もできる人だと初めて知った!
いつも、歌のお仕事のほうを見させてもらっているので、その歌唱っぷりのすごさは
もちろん存じ上げていましたが、演技もめちゃめちゃ上手いじゃないですか!
びっくりしたわ!これは観ておいて良かったわ!感動すらしちゃった。
原作にはないアマビエ役、去年のノーナの12月のライブを錦織さんが見に来た時に、
コーラスをしてた真城さんをこの役に見染めたとか…すごくない?
そして、今回この舞台を見ようと思ったきっかけとなったと言ってもいい
郷太君プロデュースの音楽、劇中歌は、ぜんぶ良かった!!
楽しい曲も、優しい曲も、全部耳に残る。
見終わった翌日も、気づいた鼻歌で歌っちゃってるくらい覚えてしまっている。
これは、劇伴曲として大成功じゃないかい?
「日本橋なんちゃってPeople」
何度も出てくるテーマ曲で、登場人物のお目見えから、ラストの大団円感まで、
にぎやかさと楽しさ抜群。
「星の糸」
切なさも優しさも含めた歌詞がほんとに素敵なバラード。
♪目くるめく日々、巡り巡る星、生まれ変わってもそばにいたい…♪の
意味は、いろんなシーンいろんな人に当てはめてもぴったりだ。
「君にきゅわきゅわ」
真城さんが歌う家鳴りのきゅわきゅわ鳴く声をうたっためちゃめちゃかわいい歌。
ラブソングよねこれ。かわいい。
「情報しゅうしゅう音頭」
観客巻き込んで、振り付けを一緒にやる(どんどんテンポが速くなってくやつ)って
いうのが上手だった。
変に間延びせずスピーディーに一気にやっちゃうのが良かったねぇ。
「白昼夢 chu! いいじゃ night?」
出演者のダンスを見せるための曲ね。それぞれのダンスの見せ場が楽しかったです。
(曲後に、若だんなが倒れる(ひ弱設定だから)って時に
「これはさすがに大丈夫じゃない(ダンスがハードすぎて)」って言ってたねw
好きな原作の舞台化ってのは、賛否あって然りだけど、
今回みたいに、音楽スタッフきかっかけで観てみるってのも いいもんだな。
今回の舞台で初めて知った出演者の方々、
今後のご活躍を応援しております!
追記)
ところで、物語の「木札」の一件が、「それはまた別のお話…」になってたのだけは
非常に気になる!!!・・・ので、原作読みます~。
マカロンはマカロン ビストロ・パ・マル・シリーズ (創元推理文庫)