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今日の本:『図書館戦争』(有川浩) [本のこと]

大人気になっていた頃から気になっていたこのシリーズ、
だけど、結局文庫になるまで読まずにいて、
このたびやっと読みました。【図書館戦争】

図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)

図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/04/23
  • メディア: 文庫



検閲や図書廃棄を武力で行う日本政府と、
図書を守る武力組織 図書館隊が、
闘争を繰り広げる近未来のお話。。。

著者の有川さんが、
「こんな世界ありえない。と、笑い飛ばして読んで欲しい。」
と、書いてらっしゃいますが、
うん、自衛隊3部作的な「ありえなさ」とは、またちょっと違った「ありえなさ」なので、
そこにハマれるか否かが大きな分かれ道な気がする。

で、私はハマれたかどうか・・、といわれると、
実は“まだ”十分にはハマりきれていないところです。
シリーズなので、続けて読んでいけば、面白くなってきそう♪
とは思ってるんだけど・・・。




アニメ化などもされているようですが、
確かにキャラ立ちはしている登場人物が沢山でてきて、
そこは楽しいです。
ちょっとライトノベル的な(←上手く言えないけど、人物の会話とか、その辺のセンスが)
雰囲気があるので、物語を読み進めるのにそこがちょっと邪魔に思っちゃたけど、
それは単に自分の趣味と違うからだけなのかな。。。うーん。

あとは、“図書を守るのに武力闘争”・・・っていう世界が、どうもすっきりこないのも
まだハマりきれていない理由の一つ。
「ありえない」世界と割りきって読むのが必要だとしても、
そこまでの歴史設定と、もうちょっとの説得力が欲しかったな、と。
(突然変異の巨大ザリガニが横浜港に攻めて来たっていう(同著者「海の底」)方が
強制的に物語世界に引きずり込む勢いがあったです。少なくとも私には。)

でも、面白くなかったかというと、そんなことなくて、
主人公の郁の性格や行動のまっすぐさはカッコイイし、
堂上教官のツンデレ具合もちょっとキュンとくるし、
物語の根本にあるラブコメ要素は、とっても好きです。
なので、私はその部分を楽しんで読みました。
うん、不器用な大人のラブコメ、として読むべし、なのだな。

さて、まだ一冊しか読んでないので、今後、この世界と
登場人物たちがどんな風に動いてくのかは、気になるところ。。。
徐々に、続けて読んでみるぞ。


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