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Live:『シンクロナイズド・きぜつ・SHOW』(堂島孝平×A.C.E.) [NONA REEVESのこと]

堂島孝平×A.C.Eのライブツアーが大阪でファイナルだなんて、嬉しいじゃないか!
・・・というわけで、行ってきました。


堂島孝平×A.C.E. 2013ツアー
【シンクロナイズド・きぜつ・SHOW】
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2013.3.3(日)17:00~@梅田クラブクアトロ


堂島孝平Vo+Gt
 小松シゲルDrm(NONA REEVES)
 鹿島達也Bas
 奥田健介Gt(NONA REEVES)
 田澤麻美Trumpet

 

新しくなってからのクラブクアトロへ来るのは、初めて☆
元映画館なので、フロア中央から後方への段差とかがあってね、
後方でも見やすくて良いよ!私、ここ、好きだな。


お客さんも、しっかり後方まで入っていて、
ステージの堂島君もフロアを眺めてニッコニコ。
「下のフロアをアリーナ、1段上を2階席、最上段を3階席って
呼ぶよ!」と言いつつ、
こんな堂島君今まで見たことないぞ!ってくらい、
ちょっと壊れ気味なほど、ご機嫌でした。

この日は日曜日なので、開演も少し早目の17:00。
「開演が早いメリットのひとつってさ・・・・
いつまでも(長く)演っていいってところだよね!」と、堂島君が最初に宣言した通り、
たっぷり2時間半のアクト。
(でも、あれ?曲数はそんなにめっちゃ多いわけじゃない・・・のですよ。
ということは、途中のアレが妙に長かったせいだと思われます。)

以下、セトリ含め、記録メモ。




<セットリスト>
01. シンクロナイズド・モーニング
02. ベランダでベルリラ
03. ギミラ! ギミラ! ギミラ!
04. メイクはほどほどに
05. 都会のイカロス
06. あのコ猫かいな
07. クリーニング・グルーヴィー
08. センタッキ!
09. 境/界/線
10. マイ・シナモン・ガール
11. ブルーベリー・サンセット
12. 君の髪がなびくのを見ている
13. バスルーム・マーメイド
14. ないてんのわらってんの
15. き、ぜ、つ、し、ちゃ、う
16. ア・ストロボーイ
17. 世界のはじまり

EC
01. 何年たっても(新曲)
02. ベンジャミン、空を睨む
03. キッチン・ダンスホール

EC2 
01.6PM 


ほぼ、A.C.E とA.C.E2、からの曲で占められた
アルバムツアーらしい見事なセトリ。
でも、ほら、そこはそれ、ただのCDの曲を並べただけじゃない、
しっかり遊びも詰めこんで、アレンジもバシバシ施されてて、
終始飽きさせない、さすがな内容でした。
これだからライブが好きだ!と肌で感じさせてくれる
そんな、時間でした。


一曲目は、こまっちゃんが左手スティックを高らかにあげ、
「レッツゴー」コールでスタートする『シンクロナイズド・モーニング』、
ほんとに疾走感あふれる、気持ちよさ!堂島君も一曲目から、全力ですよ。
今回のツアーから加わった、田澤麻美さんのトランペットがこれまた効いてて
かっこよかった。

続く2曲目はこれまた勢いある曲、『ベランダでベルリラ』。
前半のオッケンギターのカッティングが小気味いいのと、後半の小松ドラムの
ロールがすっごいんです。これは、ライブで聴くと迫力が増すなぁ。

『ギミラ! ギミラ! ギミラ!』ではA.C.E.の四人が、
「ワン!ツー!スリー!フォー!」コールを順番に叫んでのスタート♪
ワン(小松) ツー(堂島) スリー(鹿島) フォー(奥田)を
それぞれが高低差付けて自由に叫んでるのが面白かった。
(オッケンの低い「フォー」がツボでした。)

オープニング3曲で、すでにぐったりするくらい全力な堂島君。
だけど、やっぱりご機嫌度が半端なく、
「今日このツアーファイナルに来てくれたみんなに、ファイナラ―として
順番に番号つけてあげるよ!」とか、
「オッケンのヒョウ柄のネクタイにやる気が表れてる!」とか妙な指摘をしたり、
いつも以上にテンション高くて、面白かった。

続いての『メイクはほどほどに』は、私、個人的にA.C.E.2で一番くらいに好きな曲です。
メロウからのメジャーへのメロディの流れが凄くキュンとするのん。
生で聴いたら余計に良かった!

そして、そして、『都会のイカロス』ですよ。
なにあの堂島君の歌謡ショー的歌い方!
ハンドマイク横手持ちしながら、口の横にあててのムーディーボイス。
時々あのパターンの歌い方しますが、まさかのこの曲でやるんかいっ、という衝撃(笑)
そして、♪ぱんぷいっとあっぷ♪-♪あっげあっげ~♪のダンスね。
麻美ちゃんがわかりやすく振付をやってくれるので、覚えたぞ!

『あのコ猫かいな』は、初めてライブで聴いた時に比べて、
ぐんぐんとライブで育ってくなー、と凄く感じる曲だね。
後半、フロアのみんなで煽る手拍子んところが、とっても好きだ。

そして、『クリーニング・グルーヴィー』。ライブが長くなった原因の曲はこれですよ。
麻美ちゃんが割烹着と三角巾を装着する模様を
♪生着替え~生着替え~♪と堂島君がマイクで煽るところから始まり、
曲前の、堂島君がやる「ルンバラップ」コーナーが とにかく長びく長びく。
(一緒に観てたお友達も、「レキシかっ!」と突っ込んでいました。)
“ルンバがほしい”という話から、
“ツアー中にルンバを(スタッフに)買ってもらった”というエピソードに展開し、
“家で足元でくるくる回るルンバを可愛いっっ!”っと愛でている
・・・という一連を、ラップで語るわけです。
更に、A.C.Eメンバーに、順に“8万のルンバを買ってあげる”と振っていき、
最後に“小松君には、5万のルンバを。”と格下げする というオチをつけ、
こまっちゃんが「なんで?」と嘆くという。。。 なんじゃこのコーナー(笑)
そのうえ、マイクをシャツにこすりつけ、スクラッチ音を出して
“あばらシェイカー”とか言って遊ぶ・・・という、ほんと、なんじゃこの堂島君。(笑)て、感じデシタ。
この曲では、おもむろにスタッフがステージに持ってきた、3つのごみ袋を
客席で風船が如く放り投げて回す・・・というのをやったり、
曲内コーラスをみんなで歌ったり、と、観客参加要素も高いコーナーでした。
(もはや、曲、というより、イベントコーナーだったな。)
堂島君のブルースハープ(ごみ袋から取り出してたけど)も楽し気な音色、
響いてたしね。

『センタッキ!』で、爆発してたのはベースの鹿島さん。
実は、ライブ中は、ほぼ、鹿島さんが堂島君にかぶってて見えなかったので、
曲の後半で、ステージ前方にバンバン出てきてくれて楽しそうに暴れてたのを
観れて楽しかったです。

そして、『境/界/線』。
オッケンんのコーラスも注目どころだし、
ライブバージョンのみにあるフレーズの堂島君の歌い上げも
うっとりするところなんですが、
スイマセン、私のこの日の一番のロックオンポイントは確実にこの曲の小松ドラムでした。
堂島君のライブでは演奏中も笑顔が多いほうなのに、
この曲(特に後半)のこまっちゃんのマジ顔ったらなかった。
殺し屋か!と思うくらいの鋭き目つきが怖いほどだったけど、
プレイの激しさ(後半の連打がすごいんよね。)と相俟って、ホンマしびれましたよ。
(この曲の時に、ドラムセットのタムが酷くぐらついてて、直すのに真剣だったので、
笑ってなかったのは、もしかしてそのせいか?とも思ったけど・・・
いずれにしろ、ニッコニコなんも好きですが、真剣なプレイはさすが迫力が違った。ピカイチ!)

そうそう、小松話はおいておいて、この後の曲並びも凄くよっかったんですよ。
今日のセトリの中での流れの一番好きなところは、
次の3曲でした。シナモン→ブルーベリー→君の髪・・・の流れが最高でした。
『マイ・シナモン・ガール』はオープニングの堂島君のアコギの切なさがたまらないし、
『ブルーベリー・サンセット』では、オッケンが久々にキーボード弾いてたよ!(見るのいつ振りだろう!)
『君の髪がなびくのを見ている』では、中盤に『赤と白』のワンフレーズも混ぜ込んだりして
めちゃめちゃグッとくる仕上がりになっていました。素敵でした。


『バスルーム・マーメイド』では、こまっちゃんの電子パッドもすっかり馴染んできましたね、
(あの、ピュンピュン♪って合いの手音が好きです)
フロア皆でやるコーラスの指導ありーので、楽しかった。
ところで、最後の両手を挙げるY字ポーズは、いまさらですが、何のイメージですかね?
マーメイドの尾でしょうか?(ほんま、いまさらですが・・・・。)

メンバー紹介兼ねた各人のソロがあったのは、
この『ないてんのわらってんの』でしたかね。
後半の各ソロはほんと各自キレッキレでした。
オッケンなんてカミテ前まで出てきて、そのままステージ縁に腰かけての演奏。
極まってか、ギターネックにキスしてたんちゃう!?と思われる仕草をしてて
うわっ♪と思ったのですが、お友達曰く、あれは歯で弾こうとしてた、と。
ジミ・ヘンかっ!!(笑)

『き、ぜ、つ、し、ちゃ、う』では、グッズのタオルを振り回し放り投げる という
指示が堂島君から出されましたが、買ってなかった、スイマセン。
(タオル持ってない人はメガネやほかのものでも可でしたが。)

『ア・ストロボーイ』では、ステージの色んな所に設置されたストロボライトが
フラッシュするライト演出もテンポ良くてかっこよかったです。
何気にメッセージソングなんですよね、この曲。
麻美ちゃんのトランペットフレーズも、上向きな音でとても気持ち良かった。
ラスト付近では、スティック折っちゃってたこまっちゃんも、それだけ
勢いがあったってことだな。(でも。やけに予備棒を出すのを溜めてたのはなぜだ。(笑))

本編ラストは『世界のはじまり』。
一音一音にとても気持ちを込めた歌い方をしてた堂島君。
ジンとした。な。
ここでもオッケンは前半はキーボード演奏をしてました。(ギターは後半で。)

アンコールは2回。
1回目は3曲。
 新曲『何年たっても』をやってくれました。
これもA.C.E.で録るのかしら?だったらいいな。
イントロのオッケンのギターのリフが素敵だったよ。
『ベンジャミン、空を睨む』は、
堂島君とオッケンが、ギターを一音ずつ交互に、投げ合うように弾くという
面白いスタートし方をしてましたね。お馴染みの堂島君のブルースハープも
圧巻の響きでした。
『キッチン・ダンスホール』は、1番は打ち込み音源を使って、堂島君ボーカル以外
のメンバーは、ふわふわ踊ってる的なラフな感じだったのが、
2番からバンドメンバーが加わると一気にJazzyな雰囲気になるおしゃれさ。
特に鹿島さんのジャズ的ベースは素敵過ぎた。

2回目のアンコールは6PM』。
フィニッシュ前で、堂島君がドラムセットにやってきて、こまっちゃんと入れ替わって
叩く・・というパフォーマンスをしていました。
・・・・が、コックピットから追い出されて手持無沙汰になったこまっちゃん、
ひとしきり踊ってみた後、堂島君のアコギをかけて、(ストラップ短くて掛け切れてなかった(笑))
センターマイクで、「ありがとう!」と叫んで、そのままフィニッシュを決めるという、
主役を差し置いてそれはだめだろう的コトやってしまっていました。
その後、すぐにフィニッシュだけ堂島君がセンターに戻ってやり直してました。(ほっ。)



と、まぁ、演奏も歌も、ものすごく良くて、
そのうえ、面白さも欠かさない・・という、ゴキゲンなライブ。
楽しかったです。
このバンド編成がスタートした当初にくらべて、
堂島孝平×A.C.E.のチームワークもかなり強固なものになってきてますね。
色んな部分で♪


あまりにも、演奏以外の部分(MC含む)が印象強くて、
全然ライブレポになっていない、
だたのミーハーメモになってしまった私の筆の稚拙さはご勘弁ください。
(いつものことだけど。)

メモついでに、その他MCのことをあとちょっとだけ記録。

・「ついに免許を取りに行きたいと考えてる!」という堂島君。
合宿免許を取りに行ったときの、いろんな妄想小芝居が面白かった。
同室になった18歳の若者に、ミュージシャンだと知られて歌をねだられる・・という妄想。
それが嫌だから、同じく免許を持っていないオッケンを誘っていました。
でも、これまた同じく免許を持っていないこまっちゃんが参加した場合は、別部屋になって、
他の人に素性(ドラマーであること)をバラすそうです。

・「これからの髪型について悩んでいる」という堂島君。
このクルクルヘアの次へ行くのにどうしたらいいかわからない、と。
こまっちゃんから、「石館哲夫みたいで、“ぱーん”としてるよね。」と言われ、
オッケンからは「わかめスープのCMがくるかもね」と適当なことを言われていました。
(でも、正確には、石館さんはワカメラーメンですよ。同世代ネタだからわかってしまう悲しさよ。
結論としては、徐々に(パーマを)ゆるめていくそうです。。。。

・「次はデビュー20周年だから、なんか凄いことをやりたい」という堂島君。
風船おじさんみたいに、旅に出て、ちゃんと帰って来られたらライブをする、とかどう?
と言うも、こまっちゃんに「だと、20周年目の1年棒にふるよね」と、一蹴されていました。
でも、ほんとその通りやわ(笑) 凄いことのたとえが間違ってる。

演奏以外でも、仲良し度がグレードUPされているこの面々。
いつまでこの編成でやってくれるのかなと、思いつつ、
長くやってくれることを期待したいと思います。

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