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Live:『ラヴァーマン・ツアー』(ORIGINAL LOVE) [NONA REEVESのこと]

ORIGINAL LOVE
【ラヴァーマン・ツアー】
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2015.7.10(金)19:00~@梅田CLUB QUATTRO

ORIGINAL LOVE(田島貴男)vo.gt.
 +gt.木暮晋也、drm.小松シゲル、key.冨田謙、co.真城めぐみ、ba.村田シゲ

田島さんを生でみたのは、一昨年のマシロックフェス
シークレットゲストでのフリーライドの一人弾き語り演奏以来。
ワンマンにはずっと行ってみたいと思っていたのですが、なかなか腰が上がらず。。。
でも、今回のツアーのバンドメンバーの面子を知って、即行くのを決めました。
ほんま、ほぼNONA REEVES!いや、ノーナは小松さんだけなんだけど、
いつものノーナのサポートメンバーが揃い踏みなんだもの。
この機会に行かなくていつ行くんだ!

ということで、初めて行ったワンマンLive、もう最高でした。
“THE・島貴男劇場!”なステージに圧倒されました、色んな意味で。
名曲ぞろいな楽曲もさることながら、
圧倒的な歌唱力とギタープレイと、そしてそのパフォーマンスと、
キャラクターの濃いこと濃いこと!面白いこと!楽しこと!

曲中でもMCでも、何度も「大阪!」コールをしてくれてたり、
(何度も どころか何十回も、いや100回位言ってたんじゃないかな。)
「フロア3階の一番後ろまでソウルパワー届けるから!!」って言葉通り、
会場中が田島パワーで充満してた2時間でした。

※以下、セトリ載せてます。まだツアーラスト公演があるので、知りたくない人は注意。




セトリはこう。(★印はNewアルバムから)
01.The Best Day Of My Life
02.スキャンダル
03.朝日のあたる道
04.サンシャイン日本海 ★
05.GOOD MORNING GOOD MORNING
06.クレイジアバウチュ ★
07.今夜はおやすみ ★
08.フランケンシュタイン ★
09.99粒の涙 ★
10.ビッグサンキュー ★
11.四季と歌 ★
12.ウイスキーが、お好きでしょ ★
13.きりきり舞いのジャズ ★
14.月の裏で会いましょう
15.接吻
16.フリーライド
17.Let's Go
18.The Rover
19.希望のバネ ★

E1.ラヴァーマン ★
E2. JUMPIN' JACK JIVE

E3.夜をぶっとばせ

新譜「ラヴァーマン」から全曲演ってくれた!
そして、生で聴きたいと思って曲(ライブでは定番なのかな?)も
いっぱい聴けて、感無量です。

1曲目の「The Best Day Of My Life」から
ラテンムード満載で、「ああ、これが生の田島貴男かぁ!」って
一気に虜に。
冨田さんのキーボードはホーンセクションライクな音色を
一手に担ってて、ああ、こういう鍵盤の派手さもありだなぁ、と満喫。
(この日は他の曲でも割とブラス音多用してたよね、冨田さん。)

「スキャンダル」では、早々に我らが小松さんにピンスポ付のドラムソロ
が用意されてて、まだ序盤なのにこの見せ場!と、きゃあきゃあしてしまいました。

続く「朝日のあたる道」は、おそらく私が初めて触れたオリジナルラブの曲。
(宮沢りえちゃんがやってた資生堂のヘアエッセンスのCM曲だったの。)
これ、生で聴ける日がくるとはなー♪と、感動したのもつかの間、
自分の中のイメージよりももっとずっとソウルフルな歌で、
「♪~愛おしい大阪♪」って何度も歌に織り込んでくれるところも、
フィニッシュ前の最後のアカペラなシャウトもなんて気持ちいいんだろう。
自分の中での新たなこの曲印象が加わりました。

新譜からの一曲目は「サンシャイン日本海」。
最後に、田島さんが
「1(イチ)、2(ニ)、サンシャーイン!」って叫んでたあれは何だったの!w

「GOOD MORNING GOOD MORNING」は、
ライブで良くやる曲なのでしょうか?(そのへん詳しくなくてスイマセン)
イントロギターのうねりが起こったら、会場がすごい湧いてたし、
フロアとステージの一体感がすごかったもの。
で、「遠くへ!」のとことで、バックで真城さんがコール合図してくれて、
みんなで一緒に叫ぶのがものすごく気持ちよかったです。

確か、このあたりでメンバー紹介だったかな。
「今回のバンドは新メンバーです!」って言う田島さんに、
「(私たち)旧メンバーだよね。。。」と、ブツブツ言ってた真城さんと木暮さん
ですが、田島は気にせず勧めます。

冨田さん:
 田島:「キーボード冨田謙!今回のNewアルバムのほとんどプロデューサー的存在!」
 そんな風に言われて、両手で「いやいやいやいやいや・・・」と超 謙遜してた冨田さんデシタ。

シゲさん:
 田島:「ベース、村田シゲ。ツッコミが上手いんで、これから色々突っ込んでくれるはず。」
 と言われ、「さっそく言いますが、田島さんが興奮しすぎてて言ってることの語尾が聞き取れません。」
 とツッこむシゲさん。
 田島さんてば、「だって最後までちゃんと言ってないからね。」と、自認してました。(笑)
 
小松さん:
 田島:「ドラム、小松シゲル!大食漢です。俺の35歳の時くらい食うよね、
 俺も今日弁当3つ食ったけど、それ以上です。今も回転ずし20皿くらいいくよね!」
 と、そんなキャラ紹介されて、「は、はい。」としか言えない小松さん。
 でも「ノーナリーヴス凄いいいバンドですよ!」と田島さんフォロー入っていました。

真城さん:
 田島:「コーラス、真城めぐみ!ヒックスヴィル!」
 と紹介され「ツアーで初めてバンド名紹介された。」と喜ぶ真城さん。
 その他、「Newアルバム凄い良い。小沢くんも褒めてたね。みんな知らないかもしれないけど」
 と褒めてんのかどうかわからない田島さんからの紹介を受け、
 「闇販売じゃなくちゃんと正規で売ってますからねー。」とアピールする真城さんデシタ。

木暮さん:
 田島:「ギター、木暮晋也!ヒックスヴィル!・・・と、ワウワウヒッピーズ!」
 とワウワウの名前を出され、
 「それこそみんな知らないよ。そっちこそレッドカーテンでしょ。」と応戦する木暮さん。
 「どんどん知らない話になってくるので、この続きはTwitterで。。。」と〆ていました。
 

 
そして再び演奏へ。
「クレイジアバウチュ」
この曲は田島さん、ギターなしでハンドマイクで歌ってましたね。
なんども「クレイジアバウチュ大阪!」って言うてくれてた。
ドラムの短く駆け上がるフィニッシュの終わり方がすごい潔くて好きでした。


「今夜はおやすみ」この日の私の一番はこの曲だったなぁ。
とにかく、素敵。木暮さんはこの曲だけギターを置いてペダルスチールのプレイへ。
その音が夏の夢見心地な夜雰囲気たっぷりでたまらなかった。
最後、♪Tonight Tonight~♪の田島さんのボーカルに被せる、
メンバーみんなでのハモリがすっごい素敵でした。
高音を一手に引き受けるここの小松さんのコーラスがめっちゃ好きだ。


「フランケンシュタイン」
ちょっと異質なタイプの曲なので、ここだけ雰囲気が変わるのがある意味面白い。
照明も赤と青のライトが怪しげモードたっぷりだし、
フィニッシュに持ってく前のドラムが気持ちよいです。


「99粒の涙」
チャールストンジャズみたいな小気味よさが可愛い曲で好きです。
冨田さんのピアノ音が弾みまくってて楽しかった。
その跳ねるピアノに乗っての、田島さんのスキャットが超カッコ良かったです!


「ビッグサンキュー」
田島さん再びハンドマイクで歌い上げていました。
ミドルテンポなのだけど、底からぐあーっと緩やかに盛り上がる系で、
映画のエンディングみたいなイメージだなぁ。。。とステージで聴いて
改めて思った。


「四季と歌」
小松さんのシンバルカウントにが始まっても準備できてなかったのか、
「うぉぉ?」っとびっくりしてたのはこの曲だったかな。(笑)
けど、やり直しスタートしたあとは、めちゃめちゃ素敵でした。


「ウイスキーが、お好きでしょ」
曲前に、「クアトロではお酒は出る?みんな飲んでる?」と客席に投げかける田島さん。
そして、「そんな次の曲は…」と始めようとして、
「いやぁ、なんかわざとらしい前振りしちゃった。俺っぽくなったな。」照れつつ、
「なんか、ナ○ト・○ンティライミみたいなこと言っちゃった」て言ってたわ。
…で、歌い始めたのだけど、ワンフレーズだけ歌って、「やっぱりもう一回」と、ストップ。
で、「ちょっと誰かMC繋げて!」と、メンバーに振って休憩する田島さん。
で、木暮さんとシゲさんが喋ることに。。。

「僕はお酒が飲めないんです。珈琲が好き。」という木暮さんに、
「でも、そんな木暮さんでも、…(ちょい溜めぎみで)呑みたいときあるでしょう?」
と、振るシゲさんでしたが、「うーん…」と上手い返しが出来ない木暮さん。
(木暮さん!ここは「ウイスキー」って言うとこだよ!とみんなきっと心で突っ込んだよね。w)

で、仕切り直して再開したこの曲は、とにかくメロウで大人っぽくて色っぽかったなぁ。
それぞれの楽器の音数少なく、丁寧なライトジャズ。
音数少ないからこその雰囲気が最高でした。
田島さんと真城さんのハモリも気持ちよかった。
「♪この店~クラブクアトロ~が似合うでしょ♪」と抜かりなく入れてくる田島さん、流石。


「きりきり舞いのジャズ」
これも面白い曲ね。
真城さんと木暮さんのハンドクラップに会わせて、フロアみんな刻むリズム。
木暮さんは、まるっきり楽器なしで、直立でハンドクラップに専念する係でしたね。


ちょっと昔の曲を・・と言って始まったは、「月の裏で会いましょう」。
これ、大好きな曲なので、聴けて嬉しかった!
♪Sending to you~♪でフロアが一体になる気持ちよさが最高。
間奏のリズム隊の盛り上がりもすっごいカッコよかったし、
田島さんの高音シャウトがたまらなかったです。


そして、間髪入れずに「接吻」。もう間違いなく名曲。
歌い出しのボーカルに敷かれる小松さんのシンバルリズムが色っぽくて、
ストリングスっぽい冨田さんの鍵盤も華やかで、
しっとりではなく、楽しげに、スウィングして歌う田島さんも、
たまらなくゴージャス。
この曲でもいっぱい「大阪!」コールをしてくれてました。

「フリーライド」は、ギターなしで、ブルースパープを披露する田島さん。
ギターを置いてハンズフリーになったら、更に更にめっちゃ踊りはるな!
そして、フロアとのコーレス、ものすごかったね。
ステージを降りてフロアのオーディエンスに混じっていくと、
女性客にめっちゃ触られて「こらこらこら!」と、慌ててステージに戻ってましたが、
「いまおれは5年分の女を抱いた。」と満足げでした。(笑)
マシロックで、ギターのボディをバンバン叩きながら演ってたのを観てたので、
今日はあのバンバン叩くやつはないのか・・と思って見てたら、
自分のボディをバンバン叩いてた!(やっぱり叩くんだね!ボディ!) もう、それでこそ
田島さんだ!
エンディングでどんどんテンポアップしてくのが楽しかったです。


「Let's Go」では、イントロで歓声があがってたので、人気曲なのだね。
(そんなことすら知らなくてホンマスイマセン)
ちょっと加速する夜の雰囲気ある曲ね。
ギターリフも大人ロックな感じでカッコよかった。

「The Rover」これも盛り上がる曲だったなぁ。
コール&レスポンスが派手だし、ここではソウルディーバな真城さんが魅力的だった。
そして、オーディエンスみんなでこのリズムで体を一緒に揺らすのが気持ちよすぎました。


「希望のバネ」本編ラス曲はこれ。
新譜の中でも好きな曲の一つだ。
CDで聴いてて、ラストのコーラスがいいなぁと思ってけど、
予想通り、生でもめっちゃ素敵だったです。
楽器音がなくなったあとのハモリの気持ちよさは格別でした。

アンコール1曲目は、「ラヴァーマン」。
ミラーボールが回ったのはこの曲だったかな?
アルバム&ツアータイトル曲だもの、これは聴いて帰らなきゃね。
そして、生はやっぱり良かった。


アンコール2曲目の「 JUMPIN' JACK JIVE」。
田島さんが一番壊れたのはこの曲だったw
ジャイブで狂わなきゃ損だ!と言わんばかりの勢いっぷり。
「大阪ソウル!」って叫んでく中で、
「京橋ソウル!岸和田ソウル!南森町!...」までは良かったのに、そのうちに、
「西宮ソウル」(←大阪じゃない!)、
「環状線ソウル!」(←電車?!)、
しまいには、「天王寺...動物園!」(どうぶつえん?!)まで飛び出してたり、
更には、スキャットが鶏の鳴き声になって、
自分でも「大阪!ニワトリ!チキン!」って叫ぶほどwww
でもその鶏スキャットにさえ、シンバルでリズムつけようと、
バックでタイミングがっつり狙ってる小松さんもツボでした。
そして、エンディングの「ソウルパワー」の叫びが、もはや何て言ってるかも
わからなくなるほどの熱くなりすぎな田島さんが凄かった。
いつも冷静な冨田さんですら鍵盤に倒れ込むほどに笑ってたほど。。。

そして、Wアンコールでもう1曲。「夜をぶっとばせ」。
これも聴きたかったから、Wアンコールやってくれて嬉しかったです。
とにかくフロアの大合唱がすごかったなぁ。
みんなで叫ぶ「♪スピードをあげよう~♪」がエンドレスに続いてくようで、
そこに参加してることに自分で痺れてしまいそうでした。

メンバーがステージから去る時も、オーディエンスだけで大合唱が
続いていて、オリジナルラブ愛がひしめく空間だった。

最後の最後まで、体半分舞台袖に引っこんでも尚、両手を振り続けてくれた
田島さんにも、ありがとう。

とにかく、田島貴男を知るには、生のステージが最高だ!ということを
これでもか、と言うほど思い知らせてくれるライブでした。
いやぁ、音楽の楽しさと、田島さんの面白さが満載で、
笑い転げながら楽しみまくった夜。
バンドのみんなも最高だった!!!!
 


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