SSブログ

Live:『THE MEMORY HOTEL』(一十三十一) [NONA REEVESのこと]

去年の夏ぶりに一十三十一ちゃんの
Liveに行ってきました。

一十三十一Live
【THE MEMORY HOTEL】

Cut2015_1112_2249_38.jpg
2015.11.9(月)18:30~@ビルボードライブ大阪 
 1st stage


Vo,一十三十一
  +Gt.奥田健介 /Ba.南條レオ /Ky.中村圭作 /Dm,小松シゲル /Sx,Fluヤマカミヒトミ /
Special Guest:LUVRAW(Talk box)


トイちゃんの歌声は、相変らずとても艶めいていて、
光沢のある漆黒のイメージがとても色っぽい。
それに加えて、髪型や衣装のせいもあってか、
今日の彼女はなんだかフンワリ感もプラスされてたのは、
新譜のコンセプトが「謎めき」のせいなのかもしれないね。

バンドメンバーは、今回もノーナ2(奥田ギター&小松ドラム)が
サポートに加わっているので、とても心地よい。(バンマスは奥田さんです♪


トイちゃんの衣装は白系の、ショールが一体になったみたいなドレス。
動くたびにひらひらと揺らめいてキレイだったな。
バンドメンバーは黒系で揃えて。
男性陣は小松さん以外みんなハットかぶってましたね。
「ミステリーってテーマの衣装でと指示されたけど、結局こんなでスイマセン」
と謝っていたのは普通の黒シャツだった小松さん・・。(笑)


ゲストはLUVRAWさん。中盤の2曲を、トークボックスで参加。
トイちゃんに「トークボックスって謎の楽器だよね、説明して」と言われつつも、
あんまり上手く説明できてなかった(笑)(結局どうなってるんだろう、あの楽器。)


一応レコ発ライブということで、
新譜からの曲を揃えたラインナップのセットリスト。

一曲目はお馴染みの「DIVE」からのスタートだったので、
いつものアーバンリゾート系な雰囲気なのかと思いきや、
二曲目から続く新アルバムの曲たちは、
なるほど、「砂漠のミステリー」がテーマだと言うだけあって
それぞれミステリアスな雰囲気が溢れていました。
楽器の音数は極めて少ないのに、雄弁な世界を魅せる「The Memory Hotel」、
軽快でリズミカルが大好きな「その目は、Hypnotic」、
伸びやかな歌い出しが気持ちいAORサウンドの「ミステリートレイン」、
・・・どれもトイちゃんの声のいい“艶”の部分を見せつけてくれてたし、
LUVLAWさんのトークボックスを交えた「サレンダラ―」では、
肩の力が抜けたラフさで、今までになかった新しいトイちゃんの顔を見せて
くれた気がします。

そして、トイちゃんの声を彩るバンドの演奏も魅力的。
KORGシンセやギロまでやっちゃうベースの南条さん、
アーバン感をプラスするには欠かせないナカヤマさんのサックス、
中村さんの鍵盤もイカシテた。
バンマス奥田さんギターも見せ場いっぱいで、
今日はえらく優しい音で包み込むような演奏をしちょるな…と思えば、
急に饒舌WOWるし、
「ミステリートレイン」や「ロン―リーウーマン」のソロなんて
切なすぎるくらい鳴きあげてくれる。
小松さんは今日はちょっととおとなしめな気がしたけど、
丁寧に、丁寧に、心地よさ満点。「ロンリーウーマン」のOPの
ピンスポの時の色っぽさと、揺蕩(たゆた)わせるようなリズムのひっぱり方が、
みぞおち部分にギュっと響く…。

アンコールでやった今井美樹さんのカバー「Anytime Manytimes」も良かった。
“肩パットが入ってるイメージ(どんなんや!(笑))の曲です”と説明してたけど、
このバンドでやるにはぴったりで、歌うトイちゃんはじめ、
バンドメンバーみんな生き生きして楽しそうだったのが印象的だったです。
ラストの「恋は思いのまま」では、
袖にいたLUVRAWさんを小松さんが一生懸命ドラム片手で叩きながら「おいでおいで!」と
呼び込んでいたけど、トイちゃんが呼び込み忘れたのかしら?
ともあれ、この曲の楽しさはやっぱり格別でした、
(しかし、今尚、この曲で一緒に踊る勇気が出ない小心なワタシ…。)

<set list>太字は新譜「THE MEMORY HOTEL」から。
01. DIVE
02. The Memory Hotel
03. その目は、Hypnotic
04. ミステリートレイン
05. 忘・却・飛・行
06. 時を止めて恋が踊る
07. サレンダラー  w/LUVLAW
08. STARDUST TONIGHT w/LUVLAW
09. ロンリーウーマン
10. Labyrinth ~風の街で~

Ec1. Anytime Manytimes(今井美樹カバー)
Ec2. 恋は思いのまま


月曜の夜だけど、なんだか一足お先に週末感味わってしまった、そんなビルボ大阪。
一十三十一ライブ、素敵でした。



おまけ:
MCで「お勧めのミステリースポットは?」とトイちゃんに問われたメンバーたち。
答えたのは3人。
奥田さん「大阪駅です。ラビリンスみたい。」
小松さん「いま、この場が、ある意味ミステリー」
南条さん「関西ホテル」(←「ああーー。」と大きくうなずく小松さんデシタ。)


THE MEMORY HOTEL

THE MEMORY HOTEL

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BILLBOARD RECORDS / 株式会社阪神コンテンツリンク
  • 発売日: 2015/10/21
  • メディア: CD



nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 4

なおこ

大阪レポ、どうもありがとうです♪♪
東京はアルバム発売されてから一週間たたないうちにBBL当日がやってきてしまったので、会場全体がやや聴きこみ不足というか^^^トイちゃんも「みなさんの口が動いてない(苦笑)」みたいなこと言っていました。

今回はトイちゃんとバンドのみなさまの『静』の部分が見られて、こういうのも良い良い、と思っていると、いきなりドヤ!みたいなギターソロガツンガツンだったりで、ひんやりから低温火傷するみたいな温度差が素敵でした。

小松くんのミステリーの答えが、東京と同じ!(笑)

アンコールの今井美樹さんカバーは、バブル期のイケイケ熱量がグググーっと。中村圭作さんのピアノもアッパーでカッコよかったな。

『時を止めて恋が踊る』のコーラスにキュン!でした♪♪
トイちゃん可愛かったー♡今回の衣装と髪型が今までのBBLで一番好き。
by なおこ (2015-11-10 01:09) 

nanayo

>なおこさん
うんうん、今回のトイちゃん、なんだかふんわりキュートな感じが可愛かったですね。
そう、全体的に、演奏もアレンジも落ち着いた感じでしたよね。着飾りすぎない演奏というかね。
ただ、バンマスさんは、もってくとこもってくわーーー、というようなプレイをちょいちょい入れ込んできてたのが流石でした。

>小松くんのミステリーの答えが、東京と同じ!(笑)
“何も答え用意して来てないぜ”感があふれる喋りでした。行き当たりばったり感・・・。(笑)

今回の中では、「その目は、Hypnotic」と「ロンリーウーマン」が好きだな、私♪


by nanayo (2015-11-10 02:09) 

なおこ

ミステリーの質問は答えにくい感じだったから、大阪では変えてくるかと思ったら、同じ!(笑)2ndはミュージシャンがよく行く食べ物屋さんがミステリーって話してたようだから、2nd前にこれではいけない!って考えてたのかもしれないですねー(こまつくん)

私も「その目は、Hypnotic」と「ミステリートレイン」の間奏のギターソロのところとか、好きですー♡(流石でした)

「サレンダラー」はWebで聴いてBBLで聴いたら、楽しくなってきました♪♪
トイちゃんに「サレンダラーって意味?」って聞かれたLUVRAWさん、長い説明メールを送ったそうだけど、ひとことで言うと「さとりSONG」ですって!

ひとつ前のミニアルバム『Pacific High / Aleutian Low』の”Aleutianサイド”の曲が聴きたかったから、次の機会で聴けたらよいな。(来年の秋冬まで待たなきゃ、かも)
by なおこ (2015-11-11 17:52) 

nanayo

>なおこさん
ああ、「さとりソング」って説明してたのか!
大阪でも同じくサレンダラ―の意味を、“「サレンダー」+「er」で、「すっきりした人」って感じの意味です。”
って説明してたんだけど、
“「○○ソング」です。”って言ってたのが何て言うてたのかよくわからなかったんですよね。(でもなんで、サレンダー+reでそういう意味になるんだろう?・・・聞いてもまだわからないや。その長いメール説明を見たいわ~(笑))

うんうん、BBL公演は、どうしても曲数が少なくなってしまうので、もっと聴きたい曲、いろいろありますよね!
by nanayo (2015-11-11 21:10) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0