Live:『Throwing a Spoon 音楽会』(徳澤青弦×トウヤマタケオ) [ライブやイベントなどのこと]
青弦さんのチェロが聴きたくて、
滋賀に行ってきました。
【Throwing a Spoon 音楽会】
徳澤青弦×トウヤマタケオ
05/21(土)17:00~@滋賀 旧八幡郵便局
Throwing a Spoonは、
トウヤマタケオさんと徳澤青弦さんで結成された
ピアノとチェロのデュオ。
会場になった旧八幡郵便局は、
大正10年に建てられたヴォーリズ建築なんだそうですが、
とても雰囲気ある空間でした。
開け放った高い窓の外からは、小鳥のさえずりが
聞こえてくる。
そこにチェロとトウヤマさんのピアノが生音で響く夕暮れ時・・・なんて、
素敵しかなかった。
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<曲目>
1.クェイシーの水泳
2.ロンド
3.Sofia
4.名もつかぬ銅像
5.E.V.A
6.Hectopascal
7.Old Tales
8.Thoughts of Colours
9.Clouds
EC1.coração(トウヤマタケオ Solo)
EC2.(曲名不明)※なんて曲だろう?わからなかったです。。。
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青弦さんが演奏する前にチューニングするあの音を聴くと、
「うるう」のオープニングを思い出して、
無意識に胸がキュンとしてしまった。
触れられそうな距離で見る青弦さんは、
めちゃデカくて(背が高い)、存在感あったなぁ。
そして、喋ってるのをちゃんと聴いたのはこれが初めてだったのだけど、
低音のめちゃめちゃ素敵な声。トータルでカッコ良すぎました。
そして、その演奏の振動にも圧倒されました。
チェロには詳しくないので難しいことはわからないけど、
自分も弓を使う楽器をしているので(チェロとは全然違うけど)、
ついついその弓使いばかり見てしまってたのだけど、
アタックの滑らかさと、フェードアウトの響きの余韻が
ものすごく気持ちよかったです。
トウヤマタケオさんの演奏は聴くのは初めてでしたが、
アップライトピアノの蓋を開けて、中の弦をはじいて鍵盤とダブルで弾いてみたり…
と、なかなか新鮮でした。
そして、お二人の音の溶け具合が、とても素敵だった。
最初のうちは、夢見るような心地よさがあったのだけど、
だんだんと、それだけじゃない激しさや音の深さ、
そしてランダムに遊ぶ自由さまで堪能できたの。
また、関西での音楽会、ぜひやってほしいです。
曲の合間のお二人のおしゃべりも、素朴で良かった。
「最近どうですか?」とお互いに投げかけ合いつつも、
近況報告など訥々としてたところが、イメージ通り。。。
お二人とも、最近舞台の生演奏のお仕事(青弦さんは言わずと知れた「うるう」ですね。)
をされていたそうですが、あれは相当神経使うみたいですね。(そりゃそうだろうね。)
おしゃべりの途中に、青弦さんが「さっきから五線譜の上をアブラムシが歩いてて、
それを追っかけて弾いてやろうと思ってるんだけど・・・」なんて言ってたのも
おかしかったなぁ。そんな演奏会、斬新すぎるww
今後の関西のお仕事としては、
秋に、京都のどでかいイベント京都岡崎音楽祭「OKAZAKI LOOPS」
で京都市交響楽団と共演するそうで、青弦さんはオケアレンジも手掛けるそうです。
「あんな大きな会場・・・怖い。
これくらい(今日の20~30人くらい)のキャパでいつもやってるのに…。」
と言う青弦さんでしたが、「でも、そのイベントの時に岡崎動物園にゴリラの研究してる
人の講演があって、行きたいんだよなぁ…」と、呑気な発言もw
トウヤマさんに「あなた、その日一番忙しでしょ。無理でしょ。」と窘められていました。
行けたら見に行きたいなぁ・・・。
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