Fes：『飯山さわごさ2017』：fine days：SSブログ

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Fes：『飯山さわごさ2017』　[NONA REEVESのこと] [編集]

今年の夏、私にとって一番メインに据えてたフェスはこれでした。

【飯山さわごさ2017】

2017.8.26（土）＠戸狩温泉スキー場　とんだいら高原（長野県飯山市）

他のどんな大型フェスよりもずっとずっと特別。
NONA REEVESドラマー小松さんの出身地飯山、
そこで毎年行われているこのフェスが今年10周年、
そのフェスに今年20周年記念のノーナが出演だなんて、
特別以外の何者でもなかった。

開催日の天気予報は、直前までずっと雨マークで
降水確率60％（！！）だったのにも関わらず、
当日は嘘みたいな晴天だったのも奇跡の1つ。
めちゃめちゃきれいな空と山が広がってて
なんて気持ちいいの！

2日間のフェスのうち、私が居られたのは、
1日目の昼から日暮れまでだけだったけど、
それでもとっても楽しかったです。

ファミリーで来てる人も多くてキャンプエリアにはテントがいっぱいでね、
川で魚のつかみ取り（捕まえた魚をその場で処理して焼いてくれる！）とか、
足湯（ちゃんと本物の温泉！）エリアなんかもありました。

NONA REEVESの出演は、17：00からだったので、
それまではごはん食べたり、滝観に行ったり、
他のステージをのんびり見たりしていました。
モミーファンク、SILVA、Sabunyuma(西アフリカの音楽とダンス)、
見ているお客さんたちとの交流や戯れつつ、
楽しかったなぁ。

以下、ノーナのステージのことをちょこっとだけメモしときます。

・

NONA REEVES
Vo,西寺郷太、Gt.奥田健介、Dr.小松シゲル
　　　＋（Co.真城めぐみ、Ba.村田シゲ、Ky.冨田謙）

本人らによるサウンドチェックはフェス恒例。
音合わせの一曲は何だったんだろ？ノーナ曲を軽く演るのかと思ったら、
グルービーな即興プレイな感じだったけど、それもまたかっこよかったです。

で、一旦メンバーがはけてから、
総合司会の方と、
実行委員お二人（小松さんの従弟さんと小松さんの同級生代表さん）から、ご挨拶。
それにしても、
「小松シゲル凱旋ライブ支援プロジェクト」ってすごくない！？（↓看板下方注目！）

それからの約1時間のステージは、
ほんと楽しくて、素敵で、とにかく最高だったことしか覚えていないや・・・。

小松さんが組んだというこの日のセトリがコチラ

01.THINK ABOUT U
02.パーティは何処に？
03.REVOLUTION
04.メモリーズ－ひと夏の思い出－
05.麗しのブロンディ
06.LOVE ALIVE
07.NEW SOUL
08.Glory Sunset（新曲）

【Think about U】
1曲めになんて意外なチョイス。
この曲で始まったライブを今まで（少なくとも私は）知らない。
想い出に残る最高なレア感、それだけでスペシャルだった。
そういえば小松さんが「好きな曲」としてよく名前をあげてた気がする。
可愛くてミドルテンポで、切なくもあり、キラキラもしてる、
野外ライブでこういうスタートもありなんだなぁ、と目から鱗でした。
夕焼けに似た赤のステージライトもとっても似合っていたの。
もともと好きな曲ではあったけど、
改めて好きになった、2017年の夏。

【パーティは何処に？】
「10周年のさわごさ！こんな最高なパーティはない！」と
25年ぶりに飯山へ来たことを嬉しがる郷太君の曲紹介で、
高まるみんなのボルテージ。たまらなかったね。
中盤のドラムからギターへのソロ連では、
郷太君が叫ぶ「ドラム小松シゲル from 飯山！」
「そしてジーニアスオッケン！」の　2人へのコールに
盛り上がりまくりでした。

【Revolution】
間髪をいれずにスタートした3曲目。
一瞬、ここが山だということを忘れそうなダンスフロア感は、
ノーナの真骨頂。
いつものライブではあまりない、曲間ブレイクの一瞬の沈黙シーンとかに
観客からの歓声があがる・・・など、フェスで集まってるお客さんならではの感じも
すごく新鮮で楽しかった。

ＭＣでは、
郷太君が「今日はやっぱりＭＣは小松に！」と、小松さんの喋りを誘導。

「さわごさ10周年おめでとうございます。」の言葉をやや噛みつつｗも、
「上京して25年なんで、もう東京がホームな感覚でいたけど、
この間久々に野沢菜を食べたら、体がビビビっとなって、
この野沢菜で何万倍お茶飲んだんだろうって思い出した。」
とさすがの食べ物ネタで〆てくれる小松さんが最高でした。
（つか、野沢菜ってお茶うけなんだね！？知らんかった。）
そして「この山や空気や野沢菜が僕を作ったんだなぁ」の名言。。。ｗ

この時、お客さんエリアから、「シゲルー！」「おかえりー！」の声が
いっぱいあがってて、
郷太君が「冨田さんこういうのに弱いタイプですよね・・・」と、
ジンときてる冨田さんをからかうと、
冨田さんが照れつつピアノを弾き始めて次の曲へ・・・と言う流れ。（なにこれｗ）

【メモリーズ-ひと夏の思い出-】
「毎年夏は来るけど、今年の夏が一番だと思うっていう歌」と説明しつつ
「この状況でライブができるこの夏がベストオブマイライフ」と
歌の歌詞を引用する郷太君に心から同意。
夏の定番曲を、今年も聴けて幸せです。
この曲のリズムワークがね、とにかくめちゃめちゃ好きで、
ノーナにしか出せないサウンドだなぁ、っていつも思うの。
揺らめきながらキラキラして、切なくて、でも嬉しくて泣きそうになる
そんな音楽。
聴きながら今年の夏を目に、胸に、焼き付けました。

【麗しのブロンディ】
再びアッパーなチューンへ。
ライブで聴いてまだ数回目だけど、すっかり耳になじんできた新曲です。
駆け抜けるような爽やかさをまとった夏っぽい曲調は、
しかしながら、ダンサブル系ではないので、
どうノッたりコールしたりすればいいのか実はまだ迷って聴います、私。
さて、この先もっとライブで育ってく一曲だよこれ、きっと。

【LOVE ALIVE】
郷太君曰く、まさに「さわごさ(騒ごうよの意味)」な曲！
後半の、お馴染みの各メンバーのソロ回しもみんな最高にキマっていた。
特に小松さんソロは、流石に歓声もひときわ大きかったし、
そして奥田さんソロもいつも以上の“どや弾き”が恐ろしくカッコ良かった。
（因みにこの日の奥田さんは一言も喋らなかったけど、まぁ、キメキメ度が
ＭＡＸで、その存在感たるや！そこは特筆しておきたい。）

【NEW SOUL】
パワーチューンが続きました。
この曲は割と拳を挙げて皆で歌うのが定番（な気がする）のだけど、
珍しくこの日は郷太君が、“手を頭上で左右に振る”の振りを誘導してて、
この曲を皆で手を振って聴いた（いつもやらない）のは新鮮だった。
ラスト前の間奏では、
郷太君の「行け！小松！」「奥田も！」「シゲも！」の煽りがモノ凄くて、
メンバーのプレイも最高に熱くて感動ものだったよ。

【Glory Sunset】
そして、「新曲の初披露はずっと覚えてるものだけど、
今日のこの曲披露をここでできることは特に忘れないと思う。」と、
ラストに新曲を持ってきてくれた！！！
スローバラードでありつつグルーヴィで、めちゃめちゃ気持ちいい。
ちょうど日が暮れてく時間だったから、
リアルの空の色と歌詞がシンクロしてたのは、最高の演出でした。
低音とファルセットを行き来する郷太君の声、ほんとすごいなぁ。
そして、「気が付けば君がいた」（うろ覚えだけど）って歌詞に泣きそうに
なった瞬間、奥田さんの泣きのギターフレーズがきゅいーーんて切り込んでくる
あれはズルい、あんなん胸を打つに決まってる。
特にここでの奥田ギターは、まるで台詞を語るようで、泣けました。
更にその“台詞”に小松ドラムが所々シンクロして刻むところとか・・・もう、
最高（TT)。
なんかだか、優しさの圧力に立ち尽くしてしまって、しばらく動けなったよ。

あっという間の時間だったけど、この為に、ここに来たと言っても過言ではなかった。
素敵な時間をありがとう。

やっぱり、ノーナ最高。

そして、さわごさ10周年、おめでとうございます。
ノーナを呼んでくれて心からありがとうございました。

時間の関係で、夜まではいられなかったけど、いいフェスでした。

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NONA REEVES

新譜予定！