映画：『マリーアントワネット』：fine days：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

舞台：『朧の森に棲む鬼』（劇団☆新感線）｜コントライブ：『TEXT』（ラーメンズ）ブログトップ

映画：『マリーアントワネット』　[映画のこと] [編集]

“衣装やセットは豪華、しかしお話は・・・・。”
というような　前評判をいくつか拝見していたのですが、
それでも友達と一緒に見に行っちゃいました。
【マリーアントワネット】

キャスト：キルステン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、リップ・トーン、ジュディ･デイビス　他

聞いていた前評判と　大幅同意見かな。（＾＾；）
ただ、もともとその心づもりで見に行ってたので
衣装や調度品の豪華さや可愛さを楽しんでくることができました。

私には、【映画】というより
【マリー・アントワネットの２時間のイメージビデオ】　といった印象でした。

無邪気なうちの結婚、
フランス宮廷の新しい生活に初めは心躍らされ、
そのバカバカしいほどの豪華儀礼に飽きはじめ、
妻として、妃としての周りからの期待されることに悩み、
贅沢におぼれ、
快楽を知り、
母になり、
王妃としての責任に苛まれ、
没していく・・・・

そんな流れを、ちょっとロックな音楽も交えながら
絢爛豪華でロマンチックな色と衣装とロケーションで綴る
【イメージビオ】ね。
実際のヴェルサイユ宮殿で撮影されたこともあり、
視覚的な派手さと楽しさは与えてくれます。

そんな感じで全体を見ると、
あのラストシーン。。。
（ストーリー的には、中途半端なところで終った感がするのですが）、
「暴動の後のベルサイユ宮殿の一室、
豪華な調度品がめちゃめちゃにされた　その部屋」　のワンシーンで
the　end　に　なるってのも、
まぁ、「アリ」かなとは、思いました。

ただ、物語を楽む・・・ってのは、ちょっとしにくい映画のように思う。
監督さんは、何をやりたかったんだろうな。。。
とりあえず、豪華な「何か」を撮りたかったのかなぁ。

2007-02-18 22:43 nice!(0) コメント(6) トラックバック(0)
共通テーマ：映画

nice! 0

ソフィア・コッポラでしたよね、確か。
勝手な偏見なんですが、この監督はすっごく「センス」を押し出してる感じがして、どうも手が伸びないのです^^;
いや、ホントに偏見で。良くないんだなぁ、このスタンスが（笑）
華やかな絵面が観たい時には、いいんですかね。
nanayoさんは他の作品、観てますか？
お勧めのとかって、あります？
by tap (2007-02-19 22:02)

＞tapさん
ソフィア・コッポラ作品を観るのはこれが初めてでした。
ってか、お父さんのコッポラ監督の作品もロクに観たことありません（＾＾；）

私、特に好きな映画監督ってそんなにいないので
監督で選ぶことってあんまりないかもしないです。
それぞれの監督の個性って作品に色濃く出るけれど、
この監督の作品は全部好き！って人はいないしなぁ。
結構好きなティム・バートン作でもあんまり・・・なのもあるし、
シャマランに至っては、新作がどんどん前作を下回る面白さな程だし・・・。

なので、逆に、イマイチな監督さんでもそのうち「おお！」ってのに
出会えるかもしれませんよ。

但し、この「マリーアントワネット」が　そうだよとは、決していいませんが（＾＾；）
by nanayo (2007-02-20 00:01)

たしかにストーリーよりも映像美を楽しむ作品でしたね。
豪華な宮殿、お菓子、服や靴・・・
まさに女性にウケそうな映画でしたね～
キルスティン・ダンストは配役としては良かったと思います！

この人の監督作品は「ロスト・イン・トランスレーション」を観ていますが、マリー・アントワネットとは違う映像美でしたよ。
音楽も独特。
by おーじろー (2007-02-20 01:49)

＞おーじろーさん
　＞まさに女性にウケそうな映画でしたね～
ですねー。ラブリー極まりない物の数々がね。
勿論、そんなのあんまり好きじゃない女性も沢山いるんだろうけど・・・。
逆に、「この映画良かった！」っていう男性がいれば、意見を聞いてみたいです。
　＞「ロスト・イン・トランスレーション」
ほう。知らないタイトルですが、覚えておこ。
機会があれば手にとって観てみます。

キルステンがマリーアントワネット演ったのは、
私も○だと思いました。
美人さんじゃないってところが、“憎めない感”出してて良かったように思います。
by nanayo (2007-02-20 22:09)