ドキュメント映画:『フィッシュマンズTHE LONG SEASON REVUE』 [スカパラのこと]
数日前にふとのぞいたフィッシュマンズのHPで見つけた
京都・新京極映画祭というイベントに行ってきました。
と、いうのも、
スカパラの欣ちゃんのバンド「フィッシュマンズ」の
ドキュメントmovieの上映があって、
上映前には欣ちゃんがトークゲストで来ると知ったから。
しかも入場無料♪ (これはお徳。)
京都・新京極映画祭
まなびや2009連動企画
【フィッシュマンズ ザ・ロング・シーズン・レビュー】上映会
(2006年東映)
87年の結成以来、独自の音楽性で熱狂的な支持を集めた伝説のバンド“フィッシュマンズ”。
99年のボーカルの急逝で活動を停止していた彼らが、UA、山崎まさよし、ハナレグミなどの
豪華ゲストをボーカルに迎えて2005年に行なったリユニオンライブツアーの模様を中心に
フィッシュマンズの音楽に影響された、多彩なアーティストによるコントリビューションを加えた、
これまでにない新しい形のロックムービー。
09.10.5(月)18:30~@元・立誠小学校講堂 入場無料
上映前トークゲスト:茂木欣一
フィッシュマンズは、それこそ私は名前しか知らなくて、
スカパラのドラマーの欣ちゃんのバンド・・って事しか知識のない
全くの無知状態。
でも、だからこそちょっと知りたくなった、見てみたかったってのもあって、
お仕事あがりで時間が間に合いそうだったので、
京都木屋町まで行ってきちゃった。
音楽ドキュメンタリー。ってことだったけど、
独特な陶酔感をもたらしてくれる、そんな雰囲気の「映画」でした。
・
ただ単に、ライブの模様を追っかけたり、
ステージの裏側を撮影した映像ってわけじゃない。
UA、山崎まさよし、ハナレグミなどのボーカルを迎えたライブの演奏が
基本的には主になってはいるものの、
その合間に、挟み込まれる映像が、すごくトランス感を与えてくれる。
目を閉じた瞼の裏側に映し出される幻想がごとくのトランス感。
こういうのが苦手な人には、「・・・」かもしれないけど、
ハマると急激に引き込まれる映画作品よね。これ。
ステージの演奏から、無音と静止画と字幕のメッセージのシーンに切り替わってみたり、
役者、大森南朋さんが佇み、街を歩く映像シーンになってみたり・・・。
ストーリーがあるわけでもないし、結論があるわけでもなく、
フィッシュマンズのメンバー自体が何かを語るわけでもない。
そして、そこからまた何度も何度もライブのステージシーンに戻り、
彼らの演奏が流れ続ける。
・・・そんな構成。
音楽シーンはライブの熱さそのままに、音声や映像が鮮明じゃないところも
沢山あるのにもかかわらず、いつの間にか引き込まれていきました。
これは、フィッシュマンズの音楽のせいか、映画のせいか。
それともその両方なのかしら。
ただ単純に、音楽って、面白いな。と、理屈なしに感じられた気がしました。
でも、全部見終わって、あれだけ演奏映像を沢山見たにもかかわらず、
まだなお、フィッシュマンズというバンドはこれ。っていう定義が
わからないまま・・・です。
それでいい。そういうことだ。と、納得した。
でも、今までスカパラの欣ちゃんしか知らなかったけど、
ああ、茂木欣一の軸は他のところにあったんだなと、なんだか強く感じてしまった。
基準は常にそこにあるんだなって。
そう思うと、スカパラのドラムとしてのイメージが完璧に出来てただけに、
少し寂しかったり、不思議に思ったりするものです。
ま、それでもやっぱりスカパラの欣ちゃんが好きだけどね。
ちなみに、上映前のトークでの欣ちゃんは、今日も「ザ・茂木欣一」でした♪寒いクールな台詞は 流石に言わなかったけど、
マイクを持つ手も、ボイスも、身振りも、座り方も、
隅々まで茂木欣一。ナイス!
そういや、今日も「鴨チュー」ネタを言っていた。(笑)
「鴨川沿いで恋人達がキスするのを“鴨チュー”っていうんでしょ?と
こないだ京都のライブで言ったら、(京都の人に)否定された。」ってやつね。
さて、さて、そんな上映会なんぞに急遽行ってしまいましたが、
明日、明後日は本命のスカパラ大阪ライブです♪
もちろん、両日行ってきます!!
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