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Live:『ノーナとHiPPY CHRiSTMAS 2018』(NONA REEVES) [NONA REEVESのこと]

2018年のノーナは
割と東京での対バンライブなんかが多かった年でしたね。
ほぼ平日夜開催だったので、個人的にはなかなか行けなかったのだけど、
これだけは、これだけは、絶対行かなきゃならない、
・・・という恒例の、あのライブに行ってきました。


NONA REEVES
『ノーナとHiPPY CHRiSTMAS 2018』


2018.12.8.jpg
2018.12.8(土)18:00~@渋谷クラブクアトロ

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2018.12.16(日)17:00~@心斎橋Music Club JANUS



NONA REEVES(西寺郷太・小松シゲル・奥田 健介)
+ 冨田謙[Key] 、真城めぐみ[Cho]、 村田シゲ[B]、 松井泉[Pa]



東京での開始以来、今年で20年目になるヒッピークリスマス。
私も、もう11年目の参加にります。
初めて行ったノーナのライブがヒッピーだったので、
自分にとっても特別なイベントになってる。
今回は、東京が先で大阪が後、といういつもと逆のパターンだったのだけど、
地元がファイナルっていうのは、なんだがやっぱり嬉しいな。

よし!今年も無事にNONA REEVES納めが出来た!2018年に悔いはない!

以下、感想。

東京・大阪の両方に行ってきましたが、
東京はソールドアウト、大阪は過去最高の入りだったそうです。
大阪公演はとにかくオーディエンスの歓声(一曲ごとの返り声援)が
すごかったなぁ・・・とか、思い出しつつ、
主に大阪公演について、レポというか、メモです。
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セットリストは、こんな感じ。
<Set List>
01.HiPPY CHRiSTMAS
02.A-ha
03.STOP ME
04.Danger Lover
05.LOVE  TOGETHER
06.初恋
07.カリブに片想い
08.Stay With Me
09.RHYTHM NIGHT
10.NOVEMBER
11.記憶の破片
12.ガガーリン
13.TOO HIGH(Stevie Wonder)
14.YOU GET WHAT YOU GIVE (NEW RADICALS)
15.ENJOYEE!(YOUR LIFETIME)
16.大逆転
17.LOVE ALIVE
18.遠い昔のLove affair(新曲)


アンコール
東京Ver.
E1.Last Christmas (Wham!)
E2.NARCISSUS(STRIKES BACK!)
E3.未来(新曲)


大阪Ver.
E1.Last Christmas (Wham!)
E2.未来(新曲)
E3.NARCISSUS (STRIKES BACK!)

E4.NEW SOUL


本編は東京と大阪は同じで、
アンコールだけ並べ替え、そこに大阪はプラス1曲、でした。

しっかし、今年もいいラインナップ組んできたなーーー!と
満足極まりないセトリですやんね。

郷太君がいちいち、
 #時代に関係なくいろんな曲やるバンド
 #カバー曲もやる
 #最近の曲のコーナー
とか、#(ハッシュタグ)フレーズ(で呟けと言わんばかりに)説明してくるのが
面白かったなぁ。

そして、クリスマスだけど、夏の曲が沢山ラインナップされてたり、
ライブで初めて聴く(自分が)カバー曲もあったり、
最初から最後まで息つく暇なく楽しかった。


メンバー登場は通例通り【Christmas Time】のBGMで。
今年のノーナ3人は今年のアー写のスーツです♪♪
もしかして、このスーツはこれで見納めなのだろうか?
黒スーツ格好良かったなぁ。最後(知らんけど)に見られて良かったなぁ。


【HiPPY CHRiSTMAS】
一曲目はもちろん恒例のこの曲から。
「ヒッピー20(Twenty)へようこそーーー!」ていう郷太君のコールが、
めちゃめちゃ響いてて気持ちよかったねぇ。
あの郷太君の「よーこそーーー」コールには、浄化作用があると
常々思っていますが、この日もしっかり浄化された。
この曲聴くと、ああ、ヒッピーに来たんだなぁ、・・・と感動すらしてしまいます。
(ところで…、いや、しかし、これはきっとわざとではないのだろうけど、
この日は一曲目からの小松さんマイクの音量がマックスだったんですわ。
コマコーラスそんなに聴こえさせてくれるんですか?!
ちょ、これは誰へのサービスよ?!私へか!?と思った人は、同志です。)


【A-ha】
まさか2曲目にこれがくるとは!と、驚きの選曲。
自分が行ったライブでは、2012年のヒッピー振りに聴くから、6年ぶりだ!!
やぁやぁ、アルバム『GO』からの曲はハードでかっこいいね、やっぱり。
この曲の時の郷太君は、あんまりステップ踏まないで、
スタンドマイク前でキメつつ歌う姿勢なのが素敵です。
中盤の雄叫びもカッコいいんですよホント。


【STOP ME】
♪ストップミーーーー!♪の郷太君の叫びではじまるあの瞬間が大好き。
歌詞に合わせてカメラのシャッター押すポーズで踊って、
ダンサブルで可愛い曲なくせに、
後半どんどんファンクでドラマチックになっていくのとか、最高だし、
あのドラムフィル(あそこね!わかって!)にスポットライトが落ちるシーンも、
もう大好きが詰まりすぎててね、何度もキャーキャー言ってしまう。


【Danger Lover】
「最近の曲でも最もトロピカルな曲」ていう紹介の通り、
一気にフロアがキラキラと夏めきました。
イントロの♪アイアイ♪のところを歌ってる真城さんが可愛かったな。
そして、真城さんのラップがもう完璧で、フロアの歓声もすごかったね。


【LOVE  TOGETHER】
Danger LoverとPPMが同じこの曲とを繋いで
「デンジャー・ラブ・トゥギャザー」っていう
MISSIONツアーでもやってたこのセット、もはや定番にしてください。
大好きです。


【初恋】
この曲は最初、東京の回でイントロ聴いても、すぐに何の曲かわからなかった。
それだけ(私は)ライブで聴いてなかったのかもしれないなぁ。
大阪では、めっちゃイントロ集中して聴いてみてたんだけど
CDで印象的なイントロのシンセのフレーズの音色、あれ、奥田さんのキュワキュワギター
で演ってはった(ような気がします。ギターor奥田さんクラスタさん、どうですかね?)
そして、全体がなかなかの重低音化した演奏になってたのが渋かったです。
中盤の一瞬のブレイク後の、シゲさんのベースもカッコよかったなぁ。
そして、この曲の時だっけ?郷太の投げキスしそうでしないやつ。(あれは何?)


【カリブに片想い】
ライブの通常仕様では、
郷太君が「カリブに片想い!」って叫んで→即ドラムフィル→即歌うという
パターン(東京の回ではそれで歌い出しを入りそこなっちゃってた)なのだけど、
大阪では、「曲名叫ぶと歌い出しにくいから小松さんから入って」と
指示する郷太君に「はい。」ってお返事してた小松さんが可愛かったですわ。
あー、しかし、この曲の楽しいことったらないね。
選曲は真城さんからのリクエストだったそうです。(ナイス!真城さん!)
郷太君と真城さんが歌詞の当て振り(カリブの貝のポーズとかカモメの手真似とか)するのも、
モンキーダンスも、めっちゃ可愛いし楽しかった。
(だた、”エアメール”を書いて丸めて投げ捨てるジェスチャーは、あれはなんでしょうか。w)
そして、後半の聴きどころ(見どころ)は、
小松さんの怒涛のドラムと、奥田さんのロカビリーなギターね!!
どんどんクレイジニーなってくと、フロアのボルテージがアガるアガる。


【Stay With Me】
イントロのシゲさんのベースで、これまた会場が湧いたなぁ。
真城さんがシゲさんを紹介する仕草しててね、自身は少し避けて
観客に見やすくしてくれるんですよ、その気遣いが素晴らしい。
みんなでハンドクラップしてね、楽しかったなぁ。


【RHYTHM NIGHT】
これも実は夏の曲だよね。いいね、いいね。
♪naiyaiyai~♪のフレーズの時の手の振りがフロアで揃うのが楽しい。
(元ネタを知りたい人は「SPW」「リズムナイト」で調べてみよう!)
いつだって色褪せない最高のディスコチューン。
冨田さんのピアノ音が振りまく魔法感にクラクラしてしまうし、
郷太君の「オッケン!」コールからのギターソロの渦巻く感じも凄まじかった。


【NOVEMBER】
現時点での最新アルバムからの曲。
昔の曲もいいけど、最近のノーナ曲の分厚さもすごいのよ。
この曲の名曲っぷりも、そう。
しっとり聴き入るうちに、手に汗握るくらいドラマチックに発展してく。
特に♪秋をほどいて~♪の後から始まるギターフレーズの演じ具合と、
ドラムビートが倍になるシーンが大好きでね、
あれは泣くよね。


【記憶の破片】
このダブルボーカルはもう鉄板だな、と実感させてくれる。
この曲、演奏するメンバーの表情がそれぞれで、楽しかったなぁ。
郷太君と真城さんのボーカル二人は、じっくり丁寧に、
お互いを”声”で見つめあうみたいに歌ってるし、
シリアスな表情で弾いてるシゲさん、冨田さん、
目を閉じて割と無表情な小松さん、
いつだってニッコニコに笑ってるいーちゃん、
奥田さんはボーカル二人へめちゃめちゃ優しく微笑みながら弾いてたのが印象的、
でした。


【ガガーリン】
メジャーかマイナーかどっちかわからないこの雰囲気の
無重力感が気持ちよくてたまらないです。
何時間でも聴き続けられる曲だな、これ。
「昔の曲もいいけど、最近のノーナもいいやろ」という郷太君の言葉に
大きく頷きたい。



【TOO HIGH】(Stevie Wonder)
これ、(私は)ライブで聴いたのは初めてでした!すごいすごい!
アルバム『3×3』に入っているStevie Wonderのカバー曲。
「この曲めちゃめちゃ難しいねん。」と(東京公演で)言ってたけど、
ホンマ、何ですかこの曲。
どんな構造になってるのか、演奏見ててもわからない。
曲調が変わりまくるし、
ドラムはトリッキーだし、
グルービーなかき回すようなギター、
遊ぶみたいな鍵盤と、
ファクなベース、
パーカスも効きまくってて、
ボーカルの繰り返すスキャット、
ジャズセッションやってるみたいだな。
よーこんなんやるわ!と、思わずにはいられない。
しかし、その分めちゃめちゃカッコよかったです。
そして、原曲よりノーナVer.の方がキラキラしてるんだよねー。


【YOU GET WHAT YOU GIVE】 (NEW RADICALS)
すっかりノーナでのカバー曲の定番になりつつある曲。
一緒にカウンターコーラスするのも、ものすごく楽しいです。
後半、何度も繰り返すフレーズにからむ奥田ギターのうねりも、たまらないね。


【ENJOYEE!(YOUR LIFETIME)】
ノーナの加熱系の代表格ともいえる曲。
後半に向けてジワジワと激しくなっていく流れが最高。
今回の盛り上がりもすごかったです。
♪聖なるパーティ最高さ♪のフレーズのとこの
シゲさんベースと奥田さんギターのフレーズのシンクロとか大好きだし、
いーちゃんのコンガも爆発する勢いだし、
小松さんドラムも、激しい激しい。
郷太君あおりでのオーディエンスの発狂具合も凄まじかった。


【大逆転】
大騒ぎできる曲が続きました。
真城さんの先導で、みんなで拳を振り上げるのが定番になってきたね。
いっぱい叫んで、声が枯れるほどでした。
そしてここでは奥田さんのドヤ弾きもカッコいいんです。見どころいっぱい。
(あのディープパープルちっくなフレーズのとこな、最高やな。)


【LOVE ALIVE】
ライブも大詰め。そらこの曲はやるよね。
「平成で一番デカい声出してなーー!」と言う郷太君の煽りで、
フロア全体がめちゃめちゃ熱くなったラブアライブ。
各メンバーのソロ回しパートも、いつも以上に激しかったよ。
1人1人に郷太君が「平成で一番の○○!!」って紹介してくのも面白くて、
それを受けて最高なプレイで返すメンバーの熱さ。
全てのプレイに巻き起こるフロアの大歓声。
この日のコンガvsドラムのバトルも平成最高だったのではないか。
そしてオッケンのソロがめちゃめちゃリバーブかかった上にアームでのトレモロ
も増し増しだったのではないか。
「平成最高のファンだよみんな!」と言うてくれる郷太君、大好きだ。


【遠い昔のLove affair】(新曲)
そして、そして、本編のラストで、
来年3月リリース予定の新曲披露がありました!
初披露(東京公演)の場に居合わせられて幸せです。
レコーディングは大阪公演の前日にしたばかりなんですって。
少し切ない、マジックアワーが似合う感じの曲だったなぁ。
「夢の中なんども、夢の中なんども、呼ぶよ(だっけ?そう聴こえたんだけど、違ってたらすみません)
のフレーズがキュンとしました。




---
そして、アンコール。

恒例の曲があるので、赤白のボーダーのセーターを着たノーナ3人。
初めて見に来た人のために、と、一応そのセーターの説明をする郷太君。
※毎回書いているので、詳しくは脚注をご覧ください(↓)※
「もう何も思わなくなった」と言う奥田さん。(当初はこのセーターを着るのを嫌がってた)
でも汗かくから2曲が限界、と早めに一人脱いでいたけどね。
「このセーターはグッズではないですよ」と念を押す小松さん。俺のは楳図かずおモデルなの?
と言いながら、ぐわし!の手をしようとしてましたw


【Last Christmas】(WHAM!)
もはや「開運の儀式」として歌うようになったこの曲。
もちろんワムの名曲のカバーです。
郷太君以外のメンバーは、「みんなで死んだ魚の目をしながら演ってるんです。」と
言いつつも、毎回毎回ちゃんとキラキラに演奏してくれるんですよね。
(演奏が簡単すぎるんですって。ベースなんて音3つくらいしかないそうな。)
今年は、冨田さんのピアノイントロがめちゃめちゃ溜めて始めてたのが面白かったなw
でもね、でもね、ヒッピーファンは、これを絶対聴きたくて待ってるんですよ。
郷太君の「ヒッピークリスマス」のウィスパーには、毎回歓声があがるもの。
郷太君の声で聴くラストクリスマス、もう、ほんとご利益しかない。
歌いながら客席に幸せを撒くジェスチャーをする郷太君に、
それを受け取る(浴びる)ジェスチャーで返すお客さん。
(この「幸せ撒き」の作業、いつから始まったのか?と、終演後に友達と話してたのですが、
2014年くらいからはじめた記録が(私のブログだけど)残っておりました。)

歌い終わって「これで年が越せます」と郷太君が感謝の気持ちを述べているときに、
奥田さんがエフェクターを鳴らして喋りを遮る、という嫌がらせwのおまけつきでしたw
違うけどね、アクシデントだったからね。奥田さんはワザとそんなことはとしないからね。郷太君が「い、いいよ。そんな大した話ししてなかったし」て苦笑してたのに笑ってしまってすみません。)


【未来】(新曲)
そしてなんと、新曲をもう一曲演奏してくれました。
アルバムのタイトル曲にもなっているという曲。来年1月には先行配信されるそうです。
前向きでストレートな曲だったね。
「泣けるほど最高の未来」ってフレーズ、素敵すぎるやん。


【NARCISSUS (STRIKES BACK!)】
大阪では、奥田さんにイントロギターを弾かせ続けてなかなか始めない、
という遊びを入れつつスタート。
スローバージョーンのNarcissusも好きだけど、
ライブでのこのSTRIKES BACK!バージョンが大好き大好き大好き。
今回は、ブレイク後の「ッチッチッ!」てところは、真城さんが担ってたな。
ラストの方でちょこっと転調するところも、切なくて可愛い。
そしてこの曲では、奥田さんがめっちゃ跳ねてます。
東京ではダブルジャンプ、大阪なんてトリプルでジャンプしてたんだよ。めっちゃ楽しそう。


※東京では、未来とNarcissusの順番が逆でした※



--
そして大阪はダブルアンコールあり。
・グッズトレーナーを着たシゲさんのポージングに黄色い声w
・郷太君に「さっきワムのTシャツ着てたのに触れなくてごめんな。」と後から言われ、
「(今言われたら)俺がタイミング悪いみたいになってますやん。」と嘆くいーちゃん。
・「ぜんぶこいつ(郷太)のせいです!」とフォローする小松さん。
最後までMCはわちゃわちゃしてるところが、ノーナっぽくていいなぁ、と思う。


【NEW SOUL】
オーラスは、客席からのリクエストに応えてこの曲。
しかも、リクエストしてくれた男性に「ニューソール!」ってタイトルコールを
してもらって、小松ドラムがスタート、という粋な計らい。
もう、この曲でノーナ納めができるなんて、なんて幸せなことか。
全員で大声で歌いました。大満足でした。




ああ、やっぱりノーナが最高に好きだ。
ありがとう、ありがとう。
楽しかった、楽しかった。

「みんなの2019年も最高!」って郷太君が叫んでくれたから、
きっと良い年越しができると思います。
ノーナの皆さんは、年末年始もレコーディングを続けるそうですが、
ニューアルバム、楽しみにしています。


ノーナ最高。


追)ところで、今回の来場記念シール。
大阪ではライブチラシとして看板に貼ってもあった(↑上部の写真参照)のに、
ライブでは全く話題に触れなかったねぇ。
なぜ今ホームアローンなのか?
そして、このために撮ったという元写真、郷太君はUPしてくれてたけど、

奥田さんと小松さんの元写真もシレっとあげてくれないものか。。。

------
<ノナペディア>
※注※セーターにまつわるエトセトラ…

いつもラストクリスマスを歌う時には、赤白セーターを郷太君が着てるのが
恒例になっていたが、
ある時、ヒッピー大阪ライブで郷太君が赤白ボーダーセーターを忘れるという事件発生。
ライブ前に心斎橋界隈を探し回り、似て非なる赤白ボーダーを見つけて買って
なんとか凌いだ・・・という2012年の冬。
その後のヒッピー東京ライブ以降、そのNewセーターは
奥田さんが着ることになり、そこからノーナ2がシマシマという体制になった。
その時も小松さんだけは「自分だけは絶対着ない。」とずっと拒んでいたが、
さらにその後、小松さん用のセーターも用意され、遂には
ノーナ3がシマシマという体制になって、現在に至る。。。
ちなみに、小松さんのセーターが一番上等(カシミヤ)である。

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