今日の本:『それからのパリ』(雨宮塔子) [本のこと]
かっこいいな と憧れる女性有名人の一人・・・
元TBSアナウンサーの 雨宮塔子さん。
アナウンサー時代の雨宮さんのことは、
正直 そんなに知らなかったのですが、
「素敵な生き方をしている女性だな」と、憧れる存在として思いはじめたのは、
3年前に書店で見かけた 彼女のエッセイを買ったことからでした。
30歳を目前にして、
アナウンサーという職を 人気絶頂期に辞め、
TBSを退社し、パリへ単身美術留学したこと・・・そして それからの生活が
書かれたエッセイ集 『金曜日のパリ』。
パリの町並みや生活風景を通して
ちゃんと自分を楽しんでいる彼女の生き方が書かれた
読んでいても楽しくなる一冊でした。
その、続編(・・・といっていいのかな?)
8年目を迎えたパリ生活を綴った2冊目のエッセイ集が出ているのを、
また、偶然行った本屋で見つけました。
結婚され、2児の母となった今でも
いろんな事に触れ、自分なりのやり方や答えに向かって
チャレンジし続け、女性として、母親として、妻として、人間として
カッコよく立っている姿が、文章から伝わってきます。
やはり、母親としての目線から書かれる
文章が全体的に多かったので、
一冊目の 『金曜日のパリ』の方が、
“パリを読む”読み物として、楽しくわくわくしながら読めた気がしますが。。。
パリという街の華やかさも、その裏の素朴さも・・・まとめて
感じることができます。
観光で、何度か訪れたことがある街ですが、
住むまではいかなくても、
いつかゆっくり時間をかけて滞在してみたいな。
【お勧めの一冊☆】
- 作者: 雨宮 塔子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/11/26
- メディア: 単行本
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