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舞台:『つゆ男』(福田転球×平田敦子) [お芝居・舞台のこと]

前回の舞台【肉女】から数ヶ月・・・あの二人が帰ってきた。(早っ。)
つい、観に行ってしまいました。
なんでだろうね、なんか行っちゃうんだよね。。。
がっつり追いかけてるわけじゃないのに、
丁度いい場所で丁度いい時にやっていて、丁度いい具合に興味をそそるこの二人。
あ、これってハマってるって事か。

【つゆ男】 07.12.16(日)13:00~@HEP HALL
 
作・演出:千葉雅子(猫のホテル) 出演:福田転球/平田敦子

今回は、猫ホテの千葉さんが書いたホンだそうな。
あっち(平田さん)が海女さんで転球さんがその旦那の漁師って設定。
寂しい港町が舞台だし、ストーリー的には夫婦のすれ違いの話なので、
切なかったり寂しかったり・・・なんだけど、
演技や芸(?)的には、やっぱりこの二人だもの、いっぱい笑った笑った。

ゆるーく客席横から登場した2人。最初は立ち見や最前列のお客さんに声かけたりして、
まったくの素の感じだったのに、だんだん演技に入っていって、
いつの間にか「芝居」ってノリに変わっていくところが、なかなか好き。
特に転球さんのまじめな一人語りとかね、大好きなんです。
シリアスな場面とか、普通に上手いから見入っちゃうんですよね。

そして、今回もやっぱりあった!転球さんの本気ダンス!(今回も脱いでたね。)
さすがにダンスが上手くて、汗が飛び散るほど力いっぱい踊ってて、
本来ならカッコいいはずなのに、
本気になればなるほど客席に笑いが起こるのは何故なんだろう(笑)。もう、最高だよ。
なぜここで踊るか!?っていうイキナリさと、
曲が「クリスマスキャロルの流れる頃には」(3回もこれで踊ってた。)っだったのが
ツボでした。

海女さんの格好がなんかとっても可愛かった 平田あっちですが、
それ以外にも、何役も(男女問わず)こなしてて、凄かったです。
男役のときのスーツとか、めっちゃでかいの。でも、かわいいの。
見た目のインパクトがすごいのに何役もやる っていう意外性がいいよね。
ぽけーっとするような役でも、ドスのきいたような役でも、ちゃんとできちゃうとこが
やっぱり女優さんなんだなぁって、実感した。
最後の、海からあがってにっこりする顔とかもね、もう、めっちゃいい表情なんだよ。

基本、二人ともちゃんとした演技は上手いってのがポイント。
途中のアドリブコーナー的な 二人でラブレターを(即興で)読みあう場面とかが、
たとえぐだぐだ気味になろうが、許せてしまいます。
あっちが転球さんに無茶振りして、なぜかモノマネコーナーになってしまってたからね・・・。
だけど、計算されていたのか、素で困っていたのかよくわからないグダグダさも、
この二人だと自然と大笑いしちゃうから、ある意味ずるい。
憎めないキャラです。

カーテンコールでも、
あっちが、「転球さんが面白いことを言ってシメます。」とか言って、
またまた何故かモノマネコーナーみたくなってたけど、
困りながらも、平井堅と西城秀紀をやってくれた転球さん、
「オレ、そんなに引き出しないのに・・・」と言ってたのが可愛かったです。


次回、第三弾があるとするなら、きっとまた 「つい」観に行っちゃうんだろうなぁ。。。



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