Live:『ＥＶＥＲＹ－ｓｉｎｇ♪』（堂島孝平）

「終わるのは 今日 であって、 僕 じゃない」


土曜日のライブで一番心に残ったのはそのフレーズだった。
エンドレスマン、好きだな。
堂島くんの歌は、歌詞が聞き取りやすいので
初聴でもちゃんと後に残るね。


先週末に、堂島くんのライブに行ってきました。
堂島孝平2009冬ツアー【EVERY-sing♪】

　09.11.28（土）18：00～＠心斎橋ＢＩＧＣＡＴ

堂島孝平:Vocal＋Guitar
真城めぐみ:Vocal
八橋義幸:Guitar
渡辺シュンスケ:Keyboard
鹿島達也:Bass
坂東慧(T-SQUARE):Drums]


１０月に行ったのはＮＯＮＡとのスプリットだったので、
ワンマンを観るのはコレが初めてです♪

ファンクラブ会員でもないのに、
なぜか取れてしまった整理番号１３番。（早っ。）
せっかくなので、シモテ最前列で観ました♪
今回は、特にこの人を見よう！って目的があったわけじゃないので、
その時の気分で全体を見る感じでいたら、
シュンちゃん前にいたにもかかわらず、
気づいたら、結構、逆サイド奥の八橋さんを見てた気がする。
なぜだろう？あの、ふてくされ顔が（スイマセンスイマセン、ホントは笑顔が素敵です）
気になってしょうがなかったからかしら？
 
ファンタカ大阪のときは、テンションが上がりまくりだったので、
堂島クンのワンマンならどうだろう？と、思ってたんだけど、
なんていうか、予想越えはしないまでも、
イメージしてた通りの楽しさだった。（悪い意味じゃなくてね。）
「ぎゃーーー！！」って壊れるほどでもなく、
意外と冷静に力抜いて観られた気がするよ。
気軽な感じで楽しかったです。

・

オープニングアクトは、「蜜」という名の男女デュオ。
曲のイメージや歌がなんとなく小谷美紗子っぽいなと思ったのは
私だけかしら？（って、小谷美紗子もそれほど良くは知らないんだけれどね。）
女の子が独特なキャラでなかなかインパクトがありました。よ。

「蜜」のアクト後は、マイク２本の撤去のみなので、セットチェンジに時間がかからず、
結構すぐに堂島孝平＆マイリトルオーケーストラの皆さん登場♪
今回のバックバンド名は「マイ・リトル・オーケストラ」だそうな。
（＝真城さん、八橋さん、シュンちゃん、鹿島さん、坂東くん。）
そういや、途中のＭＣで、
「バンド名って略せる方がいいでしょ。「マ・リ・オ」ってのはどう・・」と、
客席の反応を見てたのだけど、
「・・・」なリアクションを見て、「やめます」とすぐに自主却下していました。（笑）


ツアーといっても、大阪と東京の２公演。
初日にして、最終日前！ですからね、
どれだけ一気に盛り上がれるかが見所ってもんです。

曲は、私でも知ってるような曲を沢山やってくれたので、
わーい！！って、楽しく踊れたのが良かったです♪
基本、私にとっては生で聴くのが初めてのものばっかりだったので、
ナニ聴いても嬉しいんだけどさ。

【My Little Orchestraのテーマ】から始まって、
【センチメンタル・シティ・ロマンス】
【So She, So I】
【Still】
あたりまでは、一曲一曲、曲名を紹介しながら歌っていたね。
なんて丁寧な！と思ったよ。（笑）
ただ、Ｓｏ　Ｓｈｅ，・・が、私一番好きな曲だったはずのに、
なんとなく、思ってたよりノリ難かったのが意外。（あれれ？）

で、【新曲】挟んで
【夜間飛行】
【さよなら街の灯】
【てんでバラバラ】
【なんて悲しい歌聴いているんだろう】
【メロディアス】

この流れは好きでした。
夜間飛行がジャズバージョンだったのは、春ツアーの名残なんだろうけど、
私は初めて聴くんで、なかなか新鮮。
あと、やっぱり生で聴きたかったのがメロディアス。
全体的に、ライブ化けする曲はそんなに無い気がした
（何度も言うけど、悪い意味じゃなくね。）んだけど、
メロディアスのあの空気は、やっぱりライブならではのモノだ。
スモークいっぱいのステージに、ライティング演出で、
これでもか！と神秘的になった中での、 あの演奏と歌。
すーーーーーごい良かったです♪
あれは体感する価値アリ。

その後、
【スローダンス】
【ENDlessMAN】
【光のロンド】
・・と、新曲をずらっと並べてくれましたが、
冒頭でも書いたけど、
エンドレスマンがすごい心に残ってます。
これは、ライブでは以前から演奏してきた曲なのかな。
個人的には、堂島君の曲は明るいパッピー系な曲よりも、
切ないセンチメンタル系の曲の方が実は好きなのだけど、
これは、詞を含め、前向きだけど明るすぎない落ち着きがあるところが
好きだ。


後半は、定番どころかな？
【銀色クリアデイズ】
【ザナドゥ】
【HAVE A NICE WAY!】
【LUCKY SAD】
【スマイリン・ブギ 】
で、盛り上げてフィニッシュ！楽しかったです。
客席に帽子を投げて、「おお太っ腹！」と思っていたら、
「返してね」と、手渡しリレーでステージに送り返させていたところも
なんだか、苦笑してしまったけど・・・、客席も笑いで沸いていたので良いか。
ま、そうよね。くれないわなー。＞帽子。


あと、ＭＣがそれほど多くなかったのがちょっと意外。
もっと喋るもんなんだと勝手にイメージしてたけど、
そんなに喋った話題が記憶に残っていないのですよね。
メンバー紹介で、八橋さんのことを「ぼくの一部です！」と紹介したり、
その割には、八橋さんから「オレ、春ツアーには呼んでもらってなかったけど」と
絡まれていたくらいか。。。

バンドメンバーも、全員が喋るわけじゃなかったけど、
うん。ライブだもんね、そういうのがいいです。
ボーカル以外のバンドマンは無口がいいよ。
シュンちゃんは、なんかお立ち台で踊らされてヘンになってたけど・・。（笑）
そういや、残念だったのが、鹿島さんが位置的にあんまり見えなかったこと。
（譜面台にかぶっちゃって。）
せっかく、「てつ１００％」の鹿島さんだーーー。と、喜んで観ようと思ってたのにさ。
その代わり、ドラムの坂東くんはよく見えました。
バースト感ある演奏だったよ。しかし、ちょっとシャツ前空けすぎじゃね？と思ったのは
私だけか？（笑）
そして、マシロさんをライブで聴くのは２度目なはずなのに、
ちゃんと認識してからは、初めてといってもいいくらいだったので嬉しかった。
マシロさんボーカルの曲、カッコよかったです。

アンコールは２回。
【ノーベンバー】で一度しっとり〆て、
【葛飾ラプソディー】で二度目はほんわかなオーラスだったね。
そういう雰囲気、嫌いじゃないです。
【My Little Orchestraのテーマ】をもう一回やって、おしまい。

うん。また関西に来てくれたら行きたいな♪と思いました。



ところで、堂島くん、ニットを着てのライブはないだろう。
衣装じゃないなら、最初からシャツだけでいいのに。
（まさか、衣装じゃない・・・よね。あれ？余計なこと言った？）
ニットを脱いで、汗で変色したシャツを自分で指差して、
「“目の前の人のためにどれだけのことが出来るか。”を実践した結果がこれでだよ！」
と、叫んでいました。