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Live:『"Choice" and "Warner Music Years 97-01"』(NONA REEVES) [NONA REEVESのこと]

「寺の息子が言うのもなんやけど・・・、
もしも音楽の神様がいるなら、ノーナには神様がついてる気がする。」
・・・と、ライブ序盤で郷太くんも言っていましたが、
ほんと、この日のライブはそれを肌で実感するような凄みがあった。


大好きなNONA REEVESのライブに行ってきました!!!

 MAD NONA 4
 デビュー15周年記念 NONA3X15(ノーナ最高!)プロジェクトその1
 
"Choice" and "Warner Music Years 97-01"
 Release Party 2011                                       
    NONA.jpg
     2011.7.16(土)18:30~@LIQUIDROOM

 NONA REEVES :Vo.西寺郷太 Gt.奥田健介 Drm.小松シゲル
   
    + Ba.村田シゲ Key.冨田謙 Cor.真城メグミ



初めて行ったリキッドルームは思ってたよりも広かった。
最大900くらいのキャパのようで、後ろまでお客さんいっぱい。
いつもより男性率も高めだったのも いいね。歓声に迫力が増して、すごくいい。
とにかく、この日は序盤からステージもフロアも 一体感と盛り上がりがすごくて、
何?この迫力!?こんなの初めて!って思ったくらいの、“何か”があったよ。
郷太くんも、一発目のMCから「なんか今日すごいな。」と、驚いてたほどだったもの。




この日も中央寄りカミテ側(いつものごとく)で観ました。
お友達と2人で最前列 ♪ わーい。
客入時のBGMがずーっとノーナ曲だったのが、めずらしかったね。
今日は、「Choice」と「Warner Music Years 97-01」の2枚のアルバム
からしか演奏されない、と発表されてるからか、
それ以外の曲がガンガン鳴り続けていました。
「ああ、あれもこれも生で聴きたい!」という曲ばっかりで、
開演前から、もう異様な程にNONA熱が高まる場内。。。熱かった。

メンバー登場曲は「INSIDE/OUTSIDE?」。
(意外なところをもってくるね、オモシロいな。)

立ち位置は、
シモテから、前:真城さん、奥:シゲサン、
中央 前:ゴータ君、 奥:こまっちゃん、
カミテ 前:オッケン、 奥:冨田さん 
ってな、定番位置。
ステージが横にも奥にも広いので、それぞれがゆったりスペースで、
全員が満遍なく観られる感じでヨカッタです♪

セットリストはこんな感じ
01.STOP ME
02.WARNER MUSIC
03.DJ!DJ!
04.Jive Talkin'
05.I Wanna Be Your Lover
06.Don't Talk About It
07.Just The Way You Are
08.FRIDAY NIGHT(SOUL ON)
09.BAD GIRL
10.I Can't Tell You Why
11.Wailing Wall
12.(HAPPINESS IS ON THE)TURNTABLE ONLY
13.WHERE IS THE PARTY?
14.LOVE TOGETHER
15.CESSNA
16.Smooth Criminal
17.Love T.K.O
18.THE GIRL SICK

EC.1
01.AUGUST
02.Kokomo
03.FORTY PIES

ES.2
01.I LOVE YOUR SOUL

2枚のアルバムあわせて24曲 のうちの 22曲(ヒピクリとI HEARD THE SOUND以外)。
すごくギッシリ感あったなぁ。
途中、フロアから、「色あせない!」って声が飛んでい
たけど、ほんと、そう。
カバー曲と昔の曲ばっかりなのに、何この新鮮さ!新しさ!
メンバーがいつも言ってるように、
“ノーナの曲はタイムレスでエバーグリーン”ってことを、
見せつけてくれた感じでした。


1曲目の【STOP ME】から、カッコよさの嵐。
ストロボ(フラッシュライト)照明バンバンに使ったド派手なライティング!!
ステージ側の気合いとやる気が溢れてて、演奏ものっけからMAXなテンション。
もう、この時点で卒倒しそうになった自分がいたよ(笑)。
なんかね、いつもはそんなに気に止まらない(←こら)シゲさんが
まだ1曲目なのにすっごいMAXノリで弾いてたのが、印象的だったの。
2曲目の【WARNER MUSIC】は、私ライブで初聴きでした。
ノーナのいいところは、ファンクロックな曲から、こういうカワメロな曲まで多岐なとこ。
いっぱい一緒にNa-Nan Na-Nan ♪ て歌ってやったぜ!!
で、3曲目に【DJ!DJ!~とどかぬ想い~】。
「ええ?!もうこれ演っちゃうんですか?」と、上がる定番曲の登場の早さに驚いた。

そう、ここのMCで、「なんか、今日、すごいな。」て、郷太クンが言ってたけど、
ほんとそうだった。「今日、大当たりやな。」的なことも。
演る側に直にそんな風に言わせてしまえたら、
なんか、こっちのもん、的な感じがする。
だって、その言葉に、更にこっち(フロア)も煽られて上がってくる。
そんな相互作用をしっかり体感できたことが、とても嬉しかったんです。


そして、Choiceから続けて3曲。
【Jive Talkin'】は初生聴きだったし、
【I Wanna Be Your Lover】【
Don't Talk About It】も
(こないだのビルボードでは座って聞いてたから)、
じっとしないでスタンディングで楽しむ方が断然楽しい!
にしても、カバー曲で、原曲イメージをガラッと変えてるわけじゃないのに、
なんで、こうもみごとにNONA色になるんだろう!って聴く度思う。
特にライブだとそれが顕著。
プリンスのファルセットも、もう、ありゃ郷太クンのもんだ。
パーカスがない分、この日のこまっちゃんドラムのグルーヴ感も尋常じゃないし、
ノーナがノーナである所以みたいなオッケンのカッティングの生かされ方も言うまでもない。
そこにプロデューサーの冨田さんが鍵盤でいてくれて、
真城さんのコーラスが重なる・・・て、完璧なノーナカラーに乾杯。だ。
この辺りではシゲサンが、KORGのシンセベース使ってましたね。
(自分のベースは置かずに背中にまわして掛けっ放しなしだったのだけど、
髪型のせいもあってサムライっぽかった。笑)


ここで一旦MCだったかな。
フロアから跳ぶ、“I Love You”コールに、
マイケル風味で“I Love you,too”で返す郷太クン、オモシロかったな。
“オッケン、アイラブユー!”という男性からの声に、“ミートゥー!”と返すオッケンとか。。。

そして、“Choiceで一番のお気に入りは何?”コーナー(その1)を、
郷太クンが唐突に始めていたり。(笑)

 オッケンさんのチョイス・・・ JIVE TALKIN'。
 熱がありながら、Rec中に途中で病院を往復しながら弾あげたんだって。
 郷太クンに「確かに、ちょっと病んでる感がにじみ出てる!」といわれていたけど、
 どんなやねんっ w

 冨田さんのチョイス・・・LOVE T.K.O.
 「今日これから演奏するかはわからないけど」・・・と、匂わせつつ・・・
 男くさい曲を選ぶセンスがね。

 郷太くんのチョイス・・・DAN'T TALK ABOUT IT
 カバーするにあたって許可を取るのの手続きの時に、
 今までこの曲をカバーしてきた過去のアーティストを確認したところ、
 なんと、誰もいなかったんだって。だから、ノーナが初!ということで、
 「ちょっと、自慢(↑)」と、笑ってた。


続いての曲は、【
Just The Way You Are】、
しっとりした曲だけど、ビルボードで4月に聴いたときよりも、
なんかもっと力強く感じたな。やっぱり場面によってハコによって
音も雰囲気も一期一会なんだなと実感。

その次に【FRIDAY NIGHT(SOUL ON)】、
この日の私のお気に入りTOP3のうちのひとつは、この曲だ。
去年のビルボ東京のカーテンオープンのキラキライメージが
完璧に染み付いていたはずの曲なのに、また違う一面を見せてもらった。
オープニングのオッケンギターが、キラキラじゃなくて、ギャンギャン。
全然イメージ変わってんの!!
ライブタイトルの“MAD NONA”の意味をここで見せてくれた感じ。
で、なんてったってこの曲のこまっちゃんのコーラスですよ、低音コーラス!
(あ、ドラミングを見ていない^^;)あんなコーラス、今までやってた?
もう、毎回いろんな発見があるから、ライブって楽しいんだ。
ライブバージョンが最高・・と言えば、次の【BAD GIRL】もそう。
これ、何度も言いたけど、ライブVer.をぜひCD化してほしい。
オープニングとエンディングのアレンジもコーラスも
大人っぽくてカッコイイの、大好きなのです。
そういえば、確かこの曲と、次の曲【Can't Tell You Why】だけ、
オッケンがギターかえてたよね。(多分。)
いつもの赤いストラトキャスター(ですか?あれ。)じゃなくて、
しっかりトラ目のES-335(ですか?ギター無知なのでよく知らないけど。)を
使っていた。オッケンがギター持ちかえるの、なんか珍しいな。。。
イーグルスのこの曲も初生聴きだったけど、静かで優しい曲なのに、
CDで聴く以上に、バスドラがズンって重みがあって迫力もあり。
リムショ+バスドラがインパクト強い曲は、もう超ツボなのです。(個人的に。)
続いての【Wailing Wall】は、冨田さんKeyと郷太くんボイスの2人の独断場。
ドラム(とベースも?)ほぼオヤスミで、オッケンギターと真城さんコーラスが
その2人を優しく装飾する感じの、丁寧な丁寧な1曲だった。


ここで再び“Choiceで一番のお気に入りは何?”コーナー(その2)。

 こまっちゃんチョイス・・・Don't Talk About It
 子どもの頃のCM曲だったことの印象深さを言っていた。(ノエビアですね。)
 あと、Kokomoも、と。
 ところで、こまっちゃんが立ってお辞儀して、「お辞儀がかわいい」と
 (郷太クンから)言われてたのは、この場面だっけ?忘れちゃった。。。

 シゲサンチョイス・・・I Wanna Be Your Lover
 知ってる曲だったし、「お前の愛人になりたい」ってタイトルがいい。って。w
 それを受けて、郷太クンが♪お前の愛人になりた~い♪って、ファルセットで歌ってたよ。
 あと、郷太クンがなぜか「シゲは、Choice以外でもいい!」と、枠を広げて選ばせてた。
 急にそう言われて、めっちゃ足元のセトリをガン見してたシゲサンが可笑しかった。
 でも、結局は、今日やらない「Love Alive」を選んでたけど。
 



そして、「こっから上がる曲ばっかり!」と郷太クンが言って、
始まったのは【(HAPPINESS IS ON THE)TURNTABLE ONLY】、
♪Turntable baby♪コールがフロアに溢れて、ほんと幸せで満たされ、
【WHERE IS THE PARTY?】では、楽しさで泣きそうになるほど跳ねまくって、
【LOVE TOGETHER】で、狂うくらい叫んだ。
【CESSNA】は、めちゃめちゃハードロックにメンバー全員が攻め攻め。
まさかノーナでヘドバンする日がくるとは思いもよらなかったよ。もう汗だく。
【Smooth Criminal】は、何度聴いても鳥肌がたつほどカッコイイ。もう、
世界中にあのノーナのスムクリのカッコよさを見せたいくらいだ。


“Choiceで一番のお気に入りは何?”コーナー(ラスト)は、この辺だったかな。
 
 真城さん・・・「私、参加してないし。思い入れって言われても・・。」発言!(笑)
 そりゃそうだ!正直な真城さんが好きだ!
 「でも、全曲ノーナらしいと思う。」とちゃんとフォローする大人加減も好き。
 
続いての【Love T.K.O】は、さっき冨田さんが「プロデューサー目線でも好きだ」と
言ってた曲だから、気合入れて見せてもらったけど、これ、すごいの。
デティペンの渋い声と真逆の郷太クンの明るめ美少年ボイスのギャップも聴きごたえの
一つだけど、とにかく演奏がすっごかったよ。
ミドルテンポだからこその、各パートのドスの利かせっぷりがすっごいの。
冨田さんKey酔いっぷりも、オッケンギターの歪みっぷりも、
こまっちゃんドラムの唸りも、ものすごかったです。手に汗握っちゃったもの。
そして、本編ラストは【THE GIRL SICK】、
切ない前奏は、しっかり、長めに、長めに、
後奏もたっぷり長めに、長めに。。。。
フロア全員で歌う ♪Everybody need somebody♪、ずっと歌い続けていたかったなぁ。
郷太クンが、人差し指を立てて「シィー」って合図して、静かになるあの場面も、
静かなのに、会場全体が一体になってるのがわかるの。
そういうところに、感動したり・・した。
最後の最後のフィニッシュの1打で、こまっちゃんが片方のスティック落としちゃっても、
もうその勢いにすら感動しちゃうほどだった、よ。(笑)



アンコールは郷太クンもアコギ持って♪
【AUGUST】はこの一年で懐かしさから定番曲に育った曲だね。
この曲歌い終わった瞬間の、郷太クンの本気で素の幸せそうな笑顔が

すごく印象的だったです。
そして、【Kokomo】。絶対聴きたかった曲。
ファン間でもChoiceの中で、この曲の人気が高いそうです。
オープニングの6人全員でのアカペラコーラスは、ホント、鳥肌モノだったです。
フロアのみんなも一緒になって歌う ♪Aruba, Jamaica ・・・♪も楽しくて幸せ。
夏の思い出になっちゃうよ。
あ、でも、ちゃんと ♪To Martinique, that Monserrat mystique ♪は、
某一点を見つめて聴くけど(笑)
で、【FORTY PIES】、
「今なら、それこそ
スムクリ並に、♪パイパイパイ♪って叫んで。」って言う郷太クンの
お達しのとおり、みんなの力の限りの♪パイパイパイ♪コールが可笑しくて、楽しかったね。

そして、Wアンコール。
グッズTシャツの紹介なんかもしていました。
ピンクのワーナーTを着ていたオッケンが、「5色くらいあるから」と言うのに、
「3色だったんじゃない?」と律儀に正そうとするこまっちゃん。
でも実は4色でした。(カミテの袖から、マネージャーさんが、指で手で「4!」
って一生懸命合図していたよ。(笑))

最後の【I LOVE YOUR SOUL】は、
この曲、「いつもはオレがタイトルコールしてるけど、今日は3人で言いたい。」という
郷太クンの要望に応えて・・・、
小 松 : アイ!
奥 田 : ラブ!
西 寺 : ユア!
お客さん: ソウル!で、スタート。

楽しかった、楽しかった、楽しかった。ホントに楽しかった。


自分の中で、ビルボードライブを越えるワンマンがあるんだろうか?
と、正直、今まで思っていたんだけど、
あったね。この夜が それ だったね。
決して誇張じゃなく、 最高のライブが更新された。そんな夜でした。

ノーナ最高。


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コメント 2

kazumi

nanayoさん!!「最高」以外の感想が出てこない、ものすごいライヴでしたね!!
【BAD GIRL】ライヴver.CD化、私も1票!
【I LOVE YOUR SOUL】のコールは、そうだった!3人で分担してたんだった!
私、異様なハイテンションを引きずって、結構忘れてることがありました……レポ、感謝です(^^;
あー、もう次が待ち遠しいww
by kazumi (2011-07-20 01:35) 

nanayo

>kazumiさん
私もっ!異様なハイテンション・・・引きずってますわー。
もう、ノーナは見たいところが多すぎて、
逆に(他のライブより)見逃してるところいっぱいある気がします、私。
気づいたら、あまりの夢心地で、目、瞑ってしまってたり。
I Love Your Soulのコール分担、こまっちゃんとオッケンの声が
思いのほかデカくて圧倒されましたが、
いつも、ふられなきゃ自分から喋らない2人も、
やるときはやってくれるわ!と、感心しました。(←何様w)

ホント、最高!&最幸!
by nanayo (2011-07-20 20:02) 

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