Live:『3人の名手による音楽会』 [ライブやイベントなどのこと]
平日なので、仕事後に間に合うかギリギリのところだったけど、
なんとか間に合った西宮北口。
こちらの演奏会を聴きに行ってきました。
ミュージカルソーXサックスXヴァイオリン
【3人の名手による音楽会】
出演
サキタハヂメ(ミュージカルソー)
佐久間聡一(ヴァイオリン)
西本 淳(サックス)
共演
笹まり恵(ピアノ)
2016.9.30(金)19:00~@兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール
イベントサイトの各者の紹介文より・・・
サキタハジメ(ミュージカルソー)
のこぎり音楽の第一人者、作曲家。
西本淳(サクソフォン)
日本ウィンド・アンサンブル首席コンサートマスター。
ブルーオーロラ・サクソフォンカルテット・テナーサックス奏者。
佐久間聡一(ヴァイオリン)
広島交響楽団 第一コンサートマスター。
アウラストリオ、昴21でも活躍している。
二部構成で、一人ずつ入れ替わりで順番に2曲ずつ披露していく形式。
伴奏はすべて笹さんのピアノ演奏です。(つまり笹さんが一番働いている。w)
演目はこんな感じ。(たぶん合ってるはずです。間違いがあればご指摘ください。)
<第一部>
佐久間聡一(バイオリン)
美しきロスマリン(作曲:クライスラー)
鏡の中の鏡(作曲:ペルト)
西本淳(サックス)
白鳥(作曲:サンサーンス)
ファンタジー(作曲:ドゥメルスマン)
サキタハヂメ(ミュージカルソー)
Viola(作曲:サキタハヂメ)
道化師のギャロップ(作曲:カバレフスキー)
<第二部>
佐久間聡一
シシリエンヌ(作曲:パラディス)
ハンガリー舞曲第五版(作曲:ブラームス)
西本淳
スカラムーシュより「モデレ」「ブラジレイラ」(作曲:ダリウス・ミヨー)
ひまわりの約束(作曲:秦基博)
サキタハヂメ
ボカリーズ(作曲:ラフマニノフ)
剣の舞(作曲:ハチャトゥリヤン)
佐久間/西本/サキタ
光のさすほうへ(作曲:サキタハヂメ)
<アンコール>
佐久間/西本/サキタ
チャルダッシュ(作曲:V.モンティ)
この日は、0歳から入場OKの演奏会だったので、
客席にはちっちゃい子の姿もたくさんだったので、
どんな選曲なのかと思っていたけど、
だけど、クラシック曲をはじめとしたラインナップで、
がっつり本格的な演奏がホントにほんとに素晴らしくて、
心から聴きに行って良かったと思いました。
サキタさん以外のお二方の演奏を聴くのは今回が初めてでしたが、
とても素敵でした。
バイオリンの佐久間総一さんの奏でる音色は、なんて艶やか。
弦楽器はその演奏っぷりも含めてやはり最高に色っぽいなぁ、と改めて思いました。
西本淳さんのサックス演奏は、ものすごく豊潤。
あんなふっくらした1粒1粒の音がサックスで出せるんだなぁ、と素直に感動した。
循環奏法(鼻から息吸いながら口で吹いてる)のブレスなし、とかも、スゴい。
そして、ノコギリ。サキタさんのビシッとしたスーツ姿、久々に見た。(そこ?)
いや、しかし、何度聴いても魔法みたいな演奏。憧れしかない。
魔法みたいなラフマニノフ、泣きそうでした。
で、お三方のセッションでは、サキタさんの『光の射す方へ』を、
この日だけのスペシャルバージョンで。
まさかこの曲がこの楽器の組み合わせで聴けるなんて思わなかったので、嬉しい。
ノコギリの為のこの曲に、バリトンサックスとバイオリンが入ると、
新たな世界が広がっていました。
アンコールのチャルダッシュも、3つの楽器のいろんな掛け合いが
見ごたえ聴きごたえ格別で、楽しかったです。
ああ、またこういうトリオやってほしいなぁ。。。
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