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今日の本:『ボクもたまにはがんになる』(三谷幸喜) [本のこと]

あ!三谷さんの本だ!と、
本屋さんで目にとまったので、
早速読みました。

【ボクもたまにはがんになる】三谷幸喜



ボクもたまにはがんになる (幻冬舎単行本)

ボクもたまにはがんになる (幻冬舎単行本)

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2021/10/27
  • メディア: Kindle版



アマゾンサイトより:本書の紹介
前立腺がんって実は、まったく怖くない
大河ドラマ「真田丸」執筆中に前立腺がんの手術をしていた脚本家・三谷幸喜と、
おだやかで頼もしい主治医・頴川晋による、笑ってためになる、そしてがんのイメージが変わる、
縦横無尽の対談集。


人間ドックで前立腺がんが発覚した三谷幸喜。子供はまだ幼いし、50代の働き盛りだし、
大河ドラマの執筆を控えてるし……そんな状況だったけれど、主治医の頴川先生のわかりやすい解説、
治療方針に関する丁寧な説明で、まったく不安を感じることなく手術を受けることができた。
術後5年、無事健康体を保ってきた三谷が、「前立腺がんは怖くないし、もっと明るい感じというか、
“がんと戦う、生還する"というイメージを変えたい」と、先生との対談が実現。


項目抜粋
・肛門にチャッカマンの恐怖、・手術と勃起と男のプライド・病室で観た「真田丸」第1回

・がんになったことはプラスしかない・働きざかりで、がん・おむつ生活に凹む
・尿漏れは焦らず気にせず・オペのピークと脚本家のピーク・がん治療の今と未来


三谷幸喜さんのエッセイが好きで、
「ありふれた生活」シリーズは順番に読み続けているし、
舞台や映画やドラマ(今年は大河もまた手掛けてらっしゃいますね!)も
わりと隅々まで見るほど好きなのですが、
本書を本屋で目にするまで、前立腺がんの手術をされたことを存じ上げませんでした。

これは、三谷さんと三谷さんの主治医の
頴川医師との対談を記した本。
三谷さんのがん発覚の経緯から、治療方針を決めたり手術をしたのエピソード、
前立腺がんって(そもそもがんって)どんなものんなのか、がとても分かりやすく
書かれています。

しかも、「え!がんの闘病生活の話?さぞかしシリアスな・・・」と思いきや、
まったくもって重苦しくない!
「前立腺がんは怖いがんがじゃないよ」ということを伝える本の趣旨はおいといて、
そういう意味とは別で、三谷さんが語る話がめちゃめちゃ面白いのです。
がんの話読んでるはずのに、思わず声を出して笑っちゃうページがいくつもある。
(電車内で読んでたのに・・・。マスクしててよかった・・・。)

当時手掛けていた「真田丸」の一話を病室で見た話、
血液とリンパ液の話をしているときに三谷さんが考案した「リンパ侍」の案を考証してもらうときの先生とのやり取り、
前立腺がんの手術後のおむつ生活のはなし、男性機能のはなし、etc.
どれも興味深い…というより面白い。
三谷さんのものの考え方や、思いつき、
心配事の中身まで面白いです。

気軽なエッセイ感覚で読めるので、
三谷さんの話が好きな方でもそうでない方でも
ただただ「前立腺がん」の病気のことを知りたいと思っている人にも、
おすすめです。




あー、笑った。

あー、健康診断・定期検査 欠かさず行こう。






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