DVD:『エンマ enma』 [映画のこと]
TEAM-NACSの重ちゃんが出てる・・・という理由で観てみたこの映画。
当時、関西では公開がなかったので、
DVDが出るまで待っていました。
当時、関西では公開がなかったので、
DVDが出るまで待っていました。
重ちゃんの役も良かったけど、
これは、話自体が素直に面白かった。
ミニシアター系らしさが感じられる地味目な映画だけど、
短いながらもよく出来ています!
こういうの好き。ちょっと“世にも奇妙な物語”風味のね。
塚本高史さん演じる主人公の遥冬。
渋谷で倒れ、気が付くいたときには見知らぬ部屋のベッドに横たわっていて、
周囲には見知らぬ5人の男女がいた。
・・・という設定。
登場人物5人だけで、密閉された空間で展開される
ワンシチュエーションスリラーで、
84分間(映画としてはちょっと短いけど)を、飽きさせません。
何が 真実で、何が 夢なのか?
何が 捏造された記憶で、 何が 本当の結末なのか?
ちょっと、ロマンティックな展開になると裏切られたり・・・
観ているうちに、そんな意識の交錯に まんまと翻弄されて
ラストがとっても知りたくなる。
閉鎖的な場所、なくした記憶、ウイルステロ、なんかの
わかりやすいスリラー要素も、“ちょうどいい”感じだし、
なにより、「enma遂行中」というタイトルを含む 謎のキーワードが
最後まで想像を膨らませてくれました。
病院の壁に貼られている文字とか、さりげなく意味ありげなものが画面の中に
入れてるのも上手。
結末もスパッとしてて良かったし。
おススメです。
だた、あの、床に落ちてた白衣の人たちの写真の意味はなんだったんだろう?
くそう、わからない・・・。
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