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TEAM NACS FILMS: 『N43°』 [映画のこと]

去年やっていた、ナックスのフィルムツアー。
行きたかったのに行けなくて、悔しい思いをしていたので、
映画館での上映が始まってくれるのをずっと楽しみにしていました。

で、行ってきた♪シネリーブル梅田。
シネリーブル池袋の方では、舞台挨拶もあったようですが、
ま、そこまでは行けないからね・・・。
N43°.jpg

役者である、TEAM NACSの5人が、
映画監督に初挑戦した作品。
5人がそれぞれ脚本・監督を担当して作り上げた
5本のオムニバス・ショートムービー
「N43°」。

「北海道」をテーマにしたそれぞれの作品は、
まぁ~、5本5様でバラエティに富んでいました。
ナックス全員が出演しているものもあれば、そうでないものもあるし、
コメディだったり、感動作だったり、アニメーション+クロマキーだったり、
ホラー(?)っぽかったり、ほんと様々。

その5本の作品を、見せる“順番”もいいんだよね。
この並び、上手いなーと思いながら観てました。
洋ちゃんので、つかみ、
音尾さんので、泣かせ、
シゲので、脱力させ、
安田さんので、唖然とさせ、
モリので、締める。

ナックス好きなら、絶対見るべきだと思う!!! 
でも、もしナックスを知らない人は、この作品から彼らを観始めるのはヤメて!!
とも思う(笑)
そんな、ナックス好きのための映画だったよ。






『頑張れ!鹿子ブルブルズ!』
 脚本・監督:大泉洋
 出演:出演:戸次重幸、森崎博之、安田顕、音尾琢真、大泉洋 他

洋ちゃんの作品らしい、ナンセンスコメディ(?)。
この作品だけ、ナックス全員が出演しています。
学生時代に同じバスケチームだった5人の仲間という設定だけど、
役目名も5人の名前そのままだし、職業もなかなかツボをついたものを
ふってあって面白いです。
“わざとらしい感動もの”に“わざと”してあるところや、
なんでそこでファンタジー?って展開にも

おいおいおいおい!と終始ツッコミつづけたくなるような一本でした。


『神居のじいちゃん』
 脚本・監督:音尾琢真
 出演:平田薫、大野百花、森崎博之、大森俊治、滝野洋子、夏八木勲
 
これ、一番好きかも♪
ナックスを知らない人が観ても素直に感動作と言えると思う。
ちょっと出来すぎかな・・と思うようなところもあるけれど、
お祖父ちゃんが、13年前に亡くなった妻(お祖母ちゃん)を思う気持ちが
すごく素敵に伝わってきて、泣けた。
旭川の自然の中を歩く、老人と孫娘。目的地までの道中で出会った少女とその父。
単純なストーリーの中の、ふとした仕草や表情に、
切なくなったよ。
あの自転車に乗って、片手を伸ばすところが一番好きだ。
キャストの中の唯一のナックスメンバー、少女の父役で出ていたモリも、
適役でした。


『部屋クリーン』
 脚本・監督:戸次重幸
 出演:音尾琢真、戸次重幸
 
この1本で思いっきり脱力させてくれるのね。(笑)
ムサイ絵柄の2Dアニメーションで始まったかと思えば、
クロマキー技術を使った2匹の妖精・・・実写のシゲと音尾さんが
そこの合成されてくるわけ。
片付ける妖精(シゲ)と散らかす妖精(音尾さん)が、
ひたすら、片付ける←→散らかす の戦いをし続ける・・・。
まー、なんとも遊びまくった作品だこと。
水色のシゲと、紫色の音尾さんが、
妖精なのに、両方とも可愛くないのがウケたよ。


『ヤスダッタ3D』
 
脚本・監督:安田顕
 
出演:安田顕、安田こずえ、安田唯乃、安田和博(デンジャラス)、
     安田大サーカス(団長・クロちゃん・HIRO)、安田弘史 他



まさかヤスダッタがこんなに怖いとは思わなくて唖然としたわ。
全編白黒映像なのも、怖いし、
なにせ、安田さん演じるヤスダッタそのものが怖いよー。
映画「アイ・アム・レジェンド」か、「バタリアン」か、
なんかそのへんのホラー映画を思い出したよ。
“奇病にかかった元人間だった者”・・・なんてもう、その設定自体が怖いでしょ。
それを安田さんが特殊メイクほどこして自らやっちゃうわけだからさらに怖いし。
ただ、キャストが全員、安田って苗字の俳優を使ってあるところには、
ウケました。(なんで安田大サーカスの3人が出てるんだ?と思ったら、
エンドロールみてナットクした。全員安田・・かい。)


『AFTER』
 脚本・監督:森崎博之
 出演:秋元博之、坂見猪兵衛、斉藤冨夫、小山博、畠山直隆、
     大泉洋、田野アサミ、松田沙紀、森崎博之、鈴井貴之 他


 
いいよねーこれ。このモリーダーの作品で締めるところがいい。
80歳を過ぎたチームナックスの5人を描いた作品、
すごく素敵です。楽しいのに、その設定だけで泣きそうになった。
年をとっても変わらない、各自のキャラ設定がもう拍手ものだもの。
 年をとっても自分の映像ばっか観ている自分大好き洋ちゃん。
 年をとっても筋トレに励む鍛えまくりの音尾さん。
 年をとってもガンダム大好き、庭にロボットを作っちゃったシゲ。
 年をとっても妖しさ満開、毎回放浪の旅から帰国する安田さん。
 年をとっても脚本を書きづつけ、美味しいものを食べてばかりで体を悪くしたモリ。
2年前の舞台のカーテンコールでハゲ面を被って「ともに白髪の生えるまで!」と
ずっとナックスで居続けることを宣言していたリーダーと並んだ5人の姿が
映像とフラッシュバックして思わず感動しちゃったよ。
ナックス仲いーなー。と、ほんと改めて好きになった。
洋ちゃんが、カリー軒のマスター役で出演しているのもニクイです。


改めて言いたい。
ナックスが好きなら、是非是非是非!!
観ておいて欲しいオムニバスショートムービーです♪


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