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【茂木欣一ショーvol.2】(茂木欣一、Sembello、他・・) [スカパラのこと]

こういうのを、関西でやってれるのはほんとに嬉しい♪
せっかく近くであるんだから、これは行かなきゃ!と思って行って来ました。

スカパラのドラマー茂木欣一=欣ちゃん主催のイベント。
3年ぶりの2回目の開催地は京都!

2010.6.12(土)22:00~@京都METRO
【茂木欣一ショーvol.2】
metro.jpg

MC:茂木欣一(from 東京スカパラダイスオーケストラ/FISHMANS)
出演:Sembello(沖祐市 +田中邦和)、
    PALILLOS REDONDOS(大森はじめ +會田茂一+TDC)
    川上つよし
    So many tears(茂木欣一・加藤隆志・柏原譲) 
    スペシャルゲスト 竹中直人


スカパラの9人中5人が出ちゃうって、豪華すぎでしょ。
私は、それぞれのメンバーが個々でやってるバンドを観るのは
全部初めてだったので、
一気に色々観られるのは とってもお得な気分でした。
(なかなか、個々の活動まで追えないもの。)


しかし、京都METROがあんなに満員だったのを初めて見た。
この日は、前方にステージ、右サイドにDJブースが組み上げれていました。
私はだいたい、DJブース横の階段付近に居て、
ステージとモニターを交互に見る感じで過ごしました。
欣ちゃんドラムが上から見える角度のモニターが良かったなぁ。
あんな角度で見られるのは貴重だし、やっぱり欣ちゃんの叩きっぷりはかっこいい。
トークは相変わらずの、「ザ・茂木欣一」だったけど、それもナイス。(笑)
終始ニコニコしつつ嬉しそうに楽しそうにしてる欣ちゃん、いいね。



個人的に一番は良かったのは、
直前に追加参加が発表された So many tears のライブ!!
加藤さんと欣ちゃんの攻め合いが最高だったし、曲も好みのテイストでした。

その他は、
欣ちゃんDJ(というかカラオケ)で「ヤング・ブラッズ」が聴けたことに感動し、
パリロスの曲以上に長いトークを繰り広げる大森さんとアイゴンに爆笑し、
ゲストの竹中直人さんのステージの盛り上がりにテンションが上がった
そんな夜だった。




とりあえず、会場内に貼ってあった予定表。
セトリ.jpg
・小原優男(DJ) ・沖祐一×茂木欣一(Talk&Live)・Sembello(Live) ・川上つよし(DJ) ・PALLILLOS REDONDOS(Live)
・茂木欣一×パリロス(Talk) ・GUCCI(DJ)・So many tears(Live) ・So many tears×竹中直人(Live)
・OGU(DJ) ・茂木欣一(DJ)・小原優男(DJ)

開場時間がかなり押していたので、予定メニュー通りにはなってないけど・・・。

客入れ時にDJしてたのが小原さんなのかな。(あんまり存じ上げなくてごめんさなさい。)
その間に、飲み物飲んだり、展示してあった欣ちゃんの子供のころの写真(笑)を
観に行ったりしていました。

*  *  *
オープニングにステージに現れた欣ちゃんは、MCらしく(?)スーツで決めてました。
夜イベだから、てっきりラフな装いだと思っていたので、びっくり。
この時点で、出演者の“やる気”が感じられた!

沖さんも登場して、キーボードで欣ちゃんのトークに伴奏を添えます。
茂木欣一ショーだからって、
「五反田って知ってる?あの町で産声をあげました。」なんて、
 そっからかい! と思うような、生い立ちから話始めるもんだから(しかもあの
いつものささやきボイスで雰囲気たっぷりに話すし)笑った笑った。
小学校の頃にジュリー(沢田研二)に夢中になった・・という話で、
沖さんが『勝手にしやがれ』を弾き始め、
欣ちゃんがっつり歌ってた(しかも二番まで)のが最高だったよ。
あと、野口五郎も好きで、「あのビブラートがすごい!」とか、
大学の頃の音楽サークルではBithdayの千葉さんがいた話とか、
Fishmansを組んだ頃の話とか、
沖さんに誘われてスカパラに参加した後、
『めくれたオレンジ』の頃に正式なスカパラメンバーにしてくれと名乗りをあげた話とか・・・etc.
そのあとやってくれた、沖さん欣ちゃん2人での『銀河と迷路』も、とってもカッコよかった。
小さいステージで この2人で この曲のセッションなんて、なにこの貴重さ!!レアだよね。



*  *  *
お次はSembelloのLive。
田中邦和(サックス)+沖祐一(ピアノ)のユニット。
「さりげなくもう10年くらいやってます」と言ってました。へぇー。
田中さんは、
 「欣ちゃんの赤裸々なトークと、ジュリーと、最後の大技
 (銀河と迷路のセッションのこと)の後に、僕、出てきて何やれっての?」
と、謙遜してらしたけど、演奏はめちゃめちゃで素敵だったです。
来年は欣ちゃんをプロデューサーに迎えてセンベロのアルバム作る宣言もしてて、
最後に欣ちゃんも加わって『Raise it all』を演奏♪
すばらしかった。

*  *  *
そしてお待ちかね♪川上つよしさんのDJ。
選曲は、レゲエ的な?スカ的な?それ系の曲が中心だったかな。
つよムーの曲もかけてたらしいですね。(すんません、曲知らないもんでわからない。)
DJの印象としては、フロアはすごい歓声なのに、本人はいたって淡々と黙々とした感じ。
・・・で、時々こぶし握ってリズム取る・・・的な。
おしなべて真面目な表情を貫く中、・・・時々ニコニコして楽しそうに笑う・・的な、ね。
私の後ろあたりの女の子らが、川上さんファンだったのかな、
「つよしかわいー!」って声が聞こえてきていたよ。そういう所が人気なのね、ナルホド。
後半は、今年の夏のスカジャンボリーの宣伝もしつつ、
それに出演予定の海外(オランダと南アメリカ)のスカバンドの曲を
いくつかかけていました。


*  *  * 
さて、PALLILLOS REDONDOS です。
大森はじめ +會田茂一+TDC の3人のユニット。
どうしよう、パリロスは曲よりもトークの印象しか残ってない・・・。(笑)
後方にいるTDCさんは無口なのに、アイゴンと 大森さんのトークがとにかく長い長い。
しかも、喋り捲るってわけじゃなく、まったりゆったりのだらだらトークなもんだから、もう・・。(^^;)
ステージから袖の欣ちゃん(客席からは見えない)に話しかけたり、
ゆるーく物販紹介をしだしたり、お客さんのツッコミにいちいち対応したり、
まったりして脈絡がないのに全然余裕な、大森ワールド。
(正直私はだんだん飽きてきてたけど、人気者だからなーはじめちゃんは。)
そして、アイゴン大森さんのさらに上を行く自由さ。
サイドギャザー、多い日も安心、・・とか、大森さんと一緒に“その”ジェスチャーで、軽く客席を引かせ、
唐突に尾崎豊を弾きだしたりして、もう、ぜんぜん次の曲に進みません。
まぁ、2人とも自覚はしているようで、
 「トークの合い間に曲ってかんじだよね。」
 「ガリばっかりで寿司が出てこない寿司屋みたいだよね。」
と 自戒しつつ、袖にいる欣ちゃんに「早く曲をやれ」と怒られていました。

やってくれた曲は、結構な陶酔系。
時間帯と曲の性質上、ワタクシかなり立ったまま寝オチしそうになっちゃいましたが、
へぇー、パリロスってこういう曲やってんのね。と、知れたのは良かった。
最後にやったのは、YMOの『ソリッド・ステイト・サバイバー』のカバーだったかな。

 
*  *  *
GUCCIさんのDJの時には、ちょっと休憩させてもらいました。
あしからず。。。

*  *  *
はいきた、そして So many tears !!!
茂木欣一+加藤隆志+柏原譲の新バンドの初ステージ。
加藤さんは噂のSGギターのお披露目です♪
So many tears 好みです!ライブがあったらぜひ行きたいです。
もともと、欣ちゃんのドラムとボーカル、加藤さんのギターパフォーマンスが大好きなので、
その2人を含む3ピースバンドなんて、嬉しすぎる。
『6月の川』って曲をはじめ、4曲やってくれました。
2曲目の、欣ちゃんが「(Fishmansの)佐藤君のことを思って書いた詞なんだよ。」って
言ってた曲は 『He's Gatta Soul』だったかな。(←曲名曖昧。全然違うかも・・。


ちなみに、So many tears 
の名前の由来ですが、
「加藤君はすごく真っ直ぐな人で、熱く語りながら涙を流すんだよ…」てなことを欣ちゃんが言ってた。
そして、元々は、スカパラの曲『Pride of Lion』の仮タイトル(沖さんがつけた)だったんだそうです。


*  *  *
で、ここでスペシャルシークレットゲストの登場です!
既に、Twitterでネタバレ(本人がつぶやいた)していましたが、
竹中直人さん!!
(今までよく知らずにいたんだけど、 竹中直人さんって
昔からFishmansスカパラとは親交が深いんですね。
今回出演することになった経緯はわからないけど、
10年くらい前に、ファミリードラマ風コント番組を一緒にやってたり、曲でコラボしてたり、
最近じゃ、スカパラのNewアルバムのTVCMのナレーションが竹中さんだし。)
とにかく、フロアはめちゃめちゃ盛り上がりました。
So many tears の3人に、沖さんのピアノも加えたバックバンドで、
Fishmansの『いかれたbaby』を 竹中さんが熱唱!!
竹中さんの歌って、初めて聴いたけどこんな上手いって知りませんでした。
すごい良かった。
客席もテンションmaxで、アンコールが巻き起こり、急遽もう一曲やることに。
当初、一曲しか用意してなかったのだけど、
竹中さんが急遽選んだのは、スーパーバタードッグの『サヨナラCOLOR』。
まさか、これが聴けるとはなーーーー。
数年前に、竹中さんがこの曲に感銘を受けて作った同タイトルの映画を観たけど、
ここにきて、それが竹中さんボーカルで聴けるとは思わなかったよ。
即興で言い出した曲なので、楽器隊が準備をしている間に、
竹中さんが、「準備の間に、私がいくつかギャグを・・・」とステージをつないでいるのも
流石でした。(ネタは、ブルースリー。松田勇作。電車の中で吐きそうになって気合で我慢する人。)

そして、即興でやったのに演奏は完璧!!竹中さんの歌もいい。
そもそも選曲がナイスだよね、時間帯といいムードといい。
流石プロだなーーーと、色んな部分に感動しました。


* * *
OGUさんのDJ時は、またちょいと休憩タイムにさせてもらいました。
一回外の空気吸いにいったら、階段上で、結構な人か座って休憩してた。


* * *
そして、最後は欣ちゃんのDJで締め。
DJっていうか、DJブースで曲をかけてもらいながら、
欣ちゃんはワインのみながらマイク持って歌うので、つまりはカラオケ。(笑)
ってか、“ワイン”なんだねーーー、それでこそ茂木欣一だねーーーー。(笑)
で、一曲目でこの曲がきたときには、テンション上がった。
佐野元春『
ヤング・ブラッズ』!!!!!!欣ちゃんのヤンブラが聴けるとはね♪ふふ。
その後、
オザケン『
東京恋愛専科』 (「ここ、スカパラホーンズ!」と逐一紹介)、
スカパラの『ずっと』、
Fishmandの『感謝(驚)』(主メロじゃなくてハモりを歌う律儀さ)、
クイーンの『 Don't stop me now 』で熱唱して、フィニッシュになりました。



盛りだくさんな、出演者と内容に、とっても満足した一夜でした。
また、関西にこういうのやりに来て欲しいです。


 


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コメント 4

mogu

行った気になれましたー!
ありがとうございます☆
読んでいてアツくなって汗かいてきてしまいました 笑
by mogu (2010-06-14 16:30) 

nanayo

>moguさん
スカパラ初心者丸出しのレポですが、読んでくれてありがとうございました。
欣ちゃんがとにかく楽しそうで嬉しそうだったのが、印象的でした。
ちゃんと、メニューを用意して読みながら進めていこうとしたりしてね。
そして集ったみなさんも、とても素敵だったです☆

またvol.3をやってくれますように。
by nanayo (2010-06-14 21:40) 

Sabrina

はじめまして☆こんばんは。(夜分にすいません汗)
茂木欣一ショーのレポありがとうございます!
いや、本当、行けてうらやましいですっ!So many tears聴きたいです!ライブやってほしいですねぇ♪
もし東京で『vol.3』をやってくれるなら絶対行く!と思いました(^v^)b
なかなか東京以外だと行けないのでね・・汗

またコメントさせていただきます!これからよろしくお願いしますm(_ _)m
by Sabrina (2010-06-18 01:10) 

nanayo

>Sabrinaさん
コメントありがとうございます☆
こういうイベント(しかもこんなメンツ!)は関西じゃ少ないので、
今回の開催地が京都でありがたかったです。
地方でこんな盛況だったんだから、
そのうちきっと東京でも開催してくれるんじゃないでしょうか♪

So many tears、カッコよかったです。
ほんと、単独ライブあったら行きたい!って思いました。
竹中直人さんとの絡みもすごく雰囲気良かったし・・。
竹中さんが、欣ちゃんに「ホントにもう一曲やっちゃっていいのかな・・」的に甘えたり、
加藤さんの帽子に「おもしろい帽子かぶってるじゃん」的なツッコミをブルースにのせて歌ったり、
譲さんがバックにいるコトをめいっぱい嬉しそうにしてたり・・。

こんなメンツが揃ったのも、欣ちゃんの愛される人柄ゆえですね きっと。


by nanayo (2010-06-18 11:40) 

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