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Live:『TOKI ASAKO LIVE TOUR 2015 "Bittersweet" [ライブやイベントなどのこと]

土岐ちゃんのワンマン行ってきました。

土岐麻子
【TOKI ASAKO LIVE TOUR 2015 "Bittersweet"
    ~子曰、四十而不惑。麻子曰、惑うなら今だし。~】

Cut2015_1009_2146_53.jpg
2015/10/8(木) 19:00~@心斎橋BIGCAT

メンバー:
土岐麻子(Vo) 、
 +渡辺シュンスケ<Schroeder-Headz、cafelon>(Key) 、
 弓木英梨乃<KIRINJI>(Guitar) 、玉木正太郎(Bass) 、千住宗臣(Drums)


ツアー初日公演は大阪でした!

土岐ちゃんの歌も、その佇まいも、
凛としていて、たおやかで、そしてしなやか!
ツアータイトルに反して、惑いのない素敵なライブでした。



土岐ちゃん自身がBIG CATでのライブは久々だそうで、
初めてこの場所でやった15年前のライブを思い出しつつ、
ツアーの初日を、気持ちいい緊張感で迎えている、と言っていました。

今ツアーは、夏に出たアルバム「Bittersweet」のレコ発ツアー。

楽しい、とか悲しい、という単純な一言では言い表せない、
“楽しいけど切ない”、“不安だけど充実してる”、
…なんて、気持ちの狭間の“名もなき感情”を表現したアルバムだと、
新譜の紹介をしていた土岐ちゃん。

その新譜から、沢山披露してくれました。

以下、セトリ書いてます。知りたくない人は注意。


<セトリ>
01.セ・ラ・ヴィ ~女は愛に忙しい~
02.さよなら90s Girl
03.トーキョー・ドライブ

04.SU SA MIN
05.heartbreak
06.ラブソング 
07.Don’t let it go

08.きみだった
09.How Beautiful
10.サーファーガール

11.Kung Fu Girl
12.杏仁ガール ~Far Eastern Tale~  
13.Beautiful Day
14.BOYフロム世田谷

15.地下鉄のシンデレラ   

EC1.smilin'
EC2.Gift~あなたはマドンナ~


新アルバムの曲、ほぼ演ってくれてますね♪
あと、懐かしいところも。


土岐ちゃん曰く、
自分を取り巻く環境を表現したら地名が沢山出てくる曲が増えたそう。
今までも、「トーキョー」や「鎌倉」などの地名がつく曲は幾つも歌っているけど、
ホントだ、今回も、「世田谷」や「松見坂」など
ピンポイントな地名が歌詞に出てきている。
例えばそれが、私自身に馴染みがある場所じゃなくても、
リアルな町の名が刻まれているだけで、
聴いている側にとってもその歌自身がとてもリアルに映るのですよね。

そして、土岐ちゃん自身が「名もない感情」と説明してたとおりの
絶妙な女性心理を歌った(もしかしたら女性だけじゃなくて
男性にも共感する部分も沢山あるかもしれない)歌詞たちが、
彼女の凛としつつも嫋やかな歌声で発せられると、
何とも言えない気持ち良さが生まれる・・・。

土岐麻子の音楽の良さって、
聴いてて“元気づけられる”とか“心地よい”だけじゃなくて、
聴く側の思いをも“わかってもらえた感”で満たされる音楽なんだよなぁ、と、
改めて実感したライブでした。


中でも、好きだったのは、
「ラブソング」
ベースラインから始まる ジャジーな展開がオシャレ。
「SU SA MIN 」
「号泣しながら作った」とか「老後の不安で押しつぶされそうな思いを書き綴った」
と、土岐ちゃんは言ってたけど、そんなすさんだ気持ちに「すさみん」なんて名前を
付けて問いかけるセンスが土岐ちゃんらしい。
「トーキョー・ドライブ」
定番のこの曲はアレンジもカッコよく、流石に高揚感が半端なく、気持ちよかった。
「きみだった」
黄桜のスパークリング日本酒(「ピアノ」)のテレビCM曲。
スツールに座って優しく歌い上げるこの曲の「すべてがほどけてく」って
歌詞がとても印象的でこころに残った。
「BOYフロム世田谷」
新譜の中で一番好き。まさに幸せと切なさの狭間をつかさどるような歌詞と曲
だけど、疾走感あってカッコよかったなぁ。。。
生で聴けてホントに嬉しかったです。

バンドの演奏も魅力的で、
土岐ちゃんの音楽を表現するのにふさわしい面子。

ライブのバンマスであり、新アルバムのサウンドプロデューサーでもある
シュンちゃん(渡辺シュンスケ)は、
シュローダーヘッズの時並に3弾構えの鍵盤で♪
今回、この人抜きでは成り立たないと言っても過言でないアレンジばかりで、
彼のプレイが堪能しまくれるライブでもありました。
トキシュロでお馴染みの「杏仁ガール」のテッパンさはもちろん、
「Beautiful Day」なんかののリズミックジャズなテイストは
ピアノの真骨頂だと思うし、
「きみだった」の演奏もめちゃめちゃジンときましたよ。
メンバー紹介で、「今日は鼻風邪気味」だと言っていましたが、
「でもライブしたら治るんだよね」と言ってて、ちょっとカッコよかったわ。
(土岐ちゃんからも「かーっこいーー」と言われたね、その時。)


ドラムの千住君(タクシーの運転手さんと意気投合して、携帯番号交換までした、
と言ってた大阪(茨木市)出身)も、
ベースの玉ちゃん(天真爛漫、末っ子気質、と紹介されてたね)も、
シュローダーヘッズでお馴染みのトリオ編成メンバーなので、
流石に息ぴったり。


ギターの弓木ちゃんは、あんなフンワリ・ニコニコ笑顔なのに、
プレイは割とハードで興味深い(オモシロイ)音出すんだなぁ。。。
8.9.10曲目はアコギで、それ以外はエレキで。
Kirinjiのドラマー楠さんの教えで、新幹線ではリクライニング倒さずに、
掌を上に向けて背筋をまっすぐにして眠るとすこぶる調子がいい…と
MCでは話していました。(笑)


ラストの曲「Gift」での、各面アーの一度メンバーソロも、見ごたえあって、
最後までホントに楽しくて、素敵なひと時だった。
BIG CATで、椅子席・・・という座りライブだったのだけど、
気持ちはいっぱい踊ってきた気分です。

これから続くツアーも応援しております♪
各地で皆を土岐ワールドの虜にしてきちゃってください!


Bittersweet(CD+DVD)

Bittersweet(CD+DVD)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: rhythm zone
  • 発売日: 2015/07/29
  • メディア: CD



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