Live：『Love Jam vol.4』（OLIGINAL LOVE、他）

今年のLove Jamも行ってきました。

ORIGINAL LOVE presents
【Love Jam vol.4 】

2019.1.13（日）18：00～＠Zepp DiverCity(TOKYO)

　出演：ORIGINAL LOVE／サニーデイ・サービス／PUNPEE

今年もすごかったです。

田島さんはホントにいいミュージシャンをラインナップに
チョイスしてくるなぁ。
一見、意外な組合わせで、それぞれを観に来るファン層もずいぶん違うのに、
それでも蓋を開けてみると、各ファンがそれぞれの出演者の音楽を
めちゃめちゃ楽しんで終わるの。
私も（今回の出演者では、PUNPEE君が全くの初見初聴だったけど、）
終始ずっと楽しかったです。

今年も私、去年と同じく2階指定席から見ました。
上から見るとステージ全体もそしてフロアのお客さんの盛り上がりも含めて
まるっと全体の空気を楽しめるのが良いです。
（そして個人的な注目プレイヤーをオペラグラスで遠慮なく見られるのだ！）

以下、ざっとセトリとメモだけ。

・

【PUNPEE】
＜Set List＞※自分では拾えなかったので、親切な方に教えてもらいました。
01.Lovely Man
02.Happy Meal
03.P.U.N.P.(Communication)
04.お嫁においで2015
05.Scenario(Film)
06.PSG現る1972 ft.PSG
07.愛してます〜I wish ｗ/PSG & 田島貴男
08.タイムマシーンにのって
09.Renaissance

PUNPEEのことは、ほぼ何も知らなかったのだけど
(何度も自分で言うてはった「板橋のダメ兄貴」というのがキャッチコピーなのですか？)
曲を聴いてくごとに、段々楽しくなっていきました。
「ユルくノってー！」というPUNPEE君のゆったりアジテート、
会場のお客さんを上手に揺らしていました。
田島さんを交えての「愛してます」も良かったし、
（オリラブの「I wish」をサンプリングに使った曲で、それを本人一緒に演るって、
すごいことなんだろうな、演者にとっても聴衆にとってもも。実際スゴく盛り上がりました。）
演ってくれた曲の中では、私は「タイムマシーンにのって」 が好きでした。
ゆったりかわいいかったです。

【サニーデイ・サービス】
＜Set List＞
01.スロウタイダー
02.今日を生きよう
03.サイン・オン
04.君は完璧さ（カバー）（原曲：Culture Club／ 詞：曽我部恵一）ｗ/田島貴男
05.セツナ
06.白い恋人

田島さんとサニーデイ、長い付き合いながらも、共演はこれが初なんですって。

しかし、サニーデイサービスはいつの間にあんな大所帯になってたんだ。
曽我部さんと田中さんの2人＋（プラス）サポート6人の計8人。
今後サニーデイはライヴ活動を一旦休止するらしく、
休止前最後のステージがこれだったのですね。
「セツナ」の爆暴れっぷりは今まで見た中で一番ハードだったです。
そして、そのハードな後に「白い恋人」を演って〆るという、この緩急がいい。
田島さんと一緒に歌ったカルチャークラブの曲のカバーは、
曽我部さんの日本語詞でしたが、後で原曲聴いてみると曽我部さんの詞と全然内容
違ってるやん。和訳ではなくオリジナル詞という事なのかしら。
あれ、改めてちゃんと詞を聴いてみたいなぁ。
すごく良かったもの。

【ORIGINAL LOVE】
田島貴男（Vo, G）
　＋木暮晋也（G）、村田シゲ（B）、小松シゲル（Dr）、
　　冨田謙（Key）、真城めぐみ（Cho）

＜Set List＞
01.冗談
02.ゼロセット（新曲）
03.A.Iジョーのブルース（新曲）
04.ドラキュラ
05.グッディガール(新曲）　ｗ/PUNPEE
06.ラヴァーマン
07.Let's Go
08.bless You!（新曲）

何このセトリ！
フェス的な場で「接吻」も「朝日・・」も演らないなんて！
なのに、新曲も含めてスゴい攻め感ある曲並びで、たまらなかったです。
アップテンポの曲ばっかりだ。
オリラブ初心者なので、ライブの度に初聴きの曲に出会える感動が
まだまだあって嬉しいなぁ。

一曲目の「冗談」も初聴きの一つ。
スクリーンに映り切り替わる写真たちをバックに、
ベレー帽とサングラスと厚いコートを着た田島さんが渋いしカッコいい！
導入部のスローソングのすぐ後の、
鍵盤とそれにシンクロで刻むシンバルの再スタートするシーンとか、
最高にドキドキしました。

続く「ゼロセット」も「A.Iジョー…」も、
新曲だけど去年のライブで何度か披露してるので、
このバンドでの一体感も完璧で流石。

「ドラキュラ」も初めて聴いたけど、スリリングな曲だなぁ。

そして、ライブで定番曲でもある「ラヴァーマン」のロマンチックさも、
「Let't Go」のグルーブにも、毎回酔わされます。
（しかし、Let't Goでのドラムソロはカッコよかった。ピンスポありで。）

更に、発売予定の新譜から更に2曲も初披露してくれたのは嬉しい。
「グッディガール」（PUNPEE君と一緒に）のオシャレさと、
「bless You!」のメンバー全員でのフィンガースナップでのスタートの粋さも
さることながら、楽さとハードさが一緒くたになったような曲で楽しさマックスに。
曲後半では今日の出演者全員がステージに登場し、
盛大なフィニッシュになり、最高でした。

とにかく、いいイベントなんですLove Jamは。


田島さんのいう通り、まさにこのイベントが私たちへの「新年のお年玉」だ。
ありがとうございました。
今後も続いていってほしいです。

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※最後に個人的ツボ※
…は、やっぱり小松さんのドラムだ。
なんていい顔してプレイするんだろう。
田島さんとの見合った（向かい合った）アイコンタクト多め。
ラスト曲では、フィニッシュ前での一瞬のブレイクで右スティックを落とすも、
田島さんと見つめ合ったままノールックで即座に拾ってフィニッシュを決めるシーンが
なんてスマートなんだ。
オリラブの曲は、ドラムが手数が多いので見ごたえあって大好きです。
今年のツアーも小松さんのドラムだといいなぁ。