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Live:『ノーナとHiPPY CHRiSTMAS 2020』(NONA REEVES) [NONA REEVESのこと] [NONA REEVESのこと]

今年、有観客のライブ開催がこんなに困難になってしまったこの世界で、
「なんとか開催できる方法を考えてる・・・」と言ってくれていたとおり、
ノーナは毎年恒例のクリスマスライブを開催してくれた。
大阪、東京、どちらもいつもと同じライブハウスで。
お客さんは椅子席で、入場人数も制限して、スタンディングや声援は禁止、
マスクして、応援は拍手で、…という制限はあるももの、
それでも音楽を生で観る機会を作ってくれたことは
心から嬉しかったです。
もちろん、現場に行けない人、行かない判断をした人も沢山いたと思う。
そのために、東京は(今年のライブの主流となったともいっていい)配信もしてくれた
ことも、嬉しい配慮だったね。

私は、現場に行ってきました。


NONA REEVES
『ノーナとHiPPY CHRiSTMAS 2020』
Cut2020_1231_1543_47.jpg   

2020.12.12(土)17:30~@心斎橋Music Club JANUS 
2020.12.20(日)17:00~@渋谷クラブクアトロ



NONA REEVES(西寺郷太・小松シゲル・奥田 健介)

   + 冨田謙[Key] 、真城めぐみ[Cho]、 村田シゲ[B]、 松井泉[Pa]

「このライブは縁起ものだから、観れた人おめでとう!
と、初っ端から参加者をアゲてくれる郷太君。
 
 
 
大阪と東京のセトリは同じでした。
<Set List>
01.HiPPY CHRiSTMAS
02.HARMONY
03.ガリレオ・ガール
04.STOP ME
05.アルファベット・ボーイ
06.NEW FUNK
07.SWEETNESS
08.NOVEMBER
09.Ooo Baby Baby
10.Jackson 5 MEDLEY:I WANT YOU BACK / ABC / THE LOVE YOU SAVE / 
11.Ain't No Mountain High Enough
12.P-O-P-T-R-A-I-N
13.ヴァンパイア・ブギーナイツ
14.EMOTIONAL
15.LOVE TOGETHER
16.Disco Amigo
E1.LAST CHRISTMAS
E2.休もう、ONCE MORE


良いラインナップだった。
ライヴの恒例曲でも、コール&レスポンスがあるのよりも、
ハンドクラップで参加しやすいのチョイスしてくれてたり、
ラストも、皆で合唱するやつじゃないのにしてたり、
オーディエンスが声を出して参加できないもどかしさを、
わかってくれてた気がしました。

あと、これは勝手な見方だけど、
色んな季節の曲を並べてくれてたのが良かった。
【HARMONY】は(MVのイメージで)冬だし、
【ガリレオガール】は平成終わりの歌詞で5-6月のイメージだし、
【SWEETNESS】は勿論夏だし、
【ヴァンパイア・ブギーナイツ】、【NOVEMBER】、
そして、クリスマスソング。
何にもなかった今年だけど、色んな月を駆け抜けた感が味わえた気がして
なんだか嬉しかったです。

5曲目からのミディアムテンポ曲のコーナーは、
「座って観るのにちょうどいいんじゃない?」と郷太君。
「(座って観ると)小松さんのことも見易いし」とかね、
座って観る楽しさもちゃんとわかってくれている。
しかし、【SWEETNESS】の眩しさからの【NOVEMBER】の切なさへの流れは
最高だったなぁ。

そして、今回の趣向で一番良かったのは、
ガッツリとモータウンの曲メドレーを入れてくれたところ。
最高にカッコよかったです。
(実はまだ自分は今年公開された映画『メイキング・オブ・モータウン』は
観てないのだけど、今年やるのにふさわしい企画だな。)
得意の【Jackson 5 MEDLEY】はモチロンのこと、
【Ooo Baby Baby】の郷太君の高音のボイスの煌めきも、
【Ain't No Mountain High Enough】での真城さんと郷太君のパワ―ボーカルも、
演奏陣のゴージャスな音の洪水も、素晴らしかった。
これはノーナがやるべきカバーだったなと、心から拍手。

後半は、‟盛り上がる曲ばかりなのに盛り上がれない苦行のコーナー”と、
郷太君が銘打つも、小松さんが「盛り上がるのはいいんだよ。
声出しちゃダメなだけで」と的確なツッコミw
確かに、スタンディングで跳ねたい踊りたい気持ちを押さえるの辛かったけど、
それ以上に現場にいられて音を体感できる楽しさが最高に幸せでした。

本編ラストでは新曲【Disco Amigo】の初披露もあり、
それをその場で聴けたこと、めちゃめちゃ嬉しかったです。
しかし、この新曲、絶対ライブでぐんぐん育つ系のヤツですやん。
これからのライブシーンがどんなふうになってくかまだまだ分からない今の世界だけど、
この曲が沢山ライブで聴けるようになればいいのに、と切に思う。

アンコールは、恒例のノーナ3人がそれぞれに赤白ボーダーセーター着て
WHAM!の【LAST CHRISTMAS】で、郷太君がハッピーになる粉を撒く仕草で
観客がそれを浴びるという恒例行事も無事終わり。(大阪では郷太君が自分の頭に自分で
粉をかけるポーズで終わってたねw)
オーラスの【休もう、ONCE MORE】のチョイスにも感動しました。
歌詞の「今を生きてる」のところの郷太君の思いの強さがめちゃめちゃ伝わったよ。




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オマケ:各会場のMC・他、ちょこっとメモ。
≪大阪≫
MCトークで、しょうもないことを沢山言いつつも、
「お客さんがマスクしてるからウケてないように見えると思っておく」と自己肯定
で前向きな郷太君。

奥田さんのソロ活動のZEUSことについての話になると、
奥田さん本人が、「まだひよっこです。ひよっこZEUS。」と可愛いこと言うてました。
因みにZEUSを名乗る前のことを「ゼウス前=「B.Zだな」って笑ってたのは
小松さんだっけかな。

大阪では、なぜか、後半の盛り上がり曲前には、
「楽しい人はピースして!」
「もっと楽しい人は昭和のピースして!(正確には‟昭和のヤンキーのピース”)」
って言う郷太君に、オーディエンスもピースで応えて楽しさをアピールしていました。
※昭和のピース=昔のヤンキーはなぜかピースサインの指をそろえてやっていた※

アンコールでは・・・
小松さん「大阪は今年2回目。楽屋にあったたこ焼きと蓬莱の豚まんを久々に
食べて泣きそうでした。年に何回も来てた頃は、通り過ぎてたよね・・・・」
(ちょっと詩的な言い回しに笑いました。)

奥田さん「大阪は今年初めて。楽屋にあったたこ焼きに泣きそうになりました。」
(「小松と同じやん。」と郷太君のツッコミが入ってました。)

郷太君「今年はソロも出ししワムベスト盤にもかかわったし、来年のヒッピーには
アンドリュー来てくれへんかなと思っています。」
(郷太君が言うとホントになりそうでワクワクするね)

≪東京≫
この日は配信用のカメラも入ってたので、郷太君はこまめに配信のチャットを読みながら、
配信で観てる人へのサービスも満点でした。

アンコールでは、
郷太君「ハッピーパウダーを浴びた人は他の人にも分けてあげてくださいね。」
(「ねずみ講方式で・・・とか言うてはったね。)

奥田さん「(郷太君が言う配信ピーポー呼びに対して)どっちかというと、
配信してるのは俺らだからね。みんなは被配信だからね。」
(冷静かつ、的確でで、流石w)

小松さん「こんな年は二度とごめんですよね。来年はまたみんなで集まって
ヒッピークリスマスやりましょう!」
(ほんと、勇気のでる一言。ありがとう。)
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ノーナ最高。ありがとう。








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